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釜馬民主抗争国家記念日、10月16日指定推進で合意

登録:2018-09-21 23:25 修正:2018-09-22 06:50
資料写真//ハンギョレ新聞社

 1979年、朴正煕(パク・チョンヒ)独裁政権に抵抗した「釜馬(プマ)民主抗争」の国家記念日指定が推進される。これまで釜山と馬山(マサン)(現、昌原市)が双方が主張していた記念日の日付は、釜山で初めて抗争が始まった10月16日を指定することにした。

 釜馬民主抗争の真相究明および関連者名誉回復審議委員会(委員会)は、釜馬抗争40周年を迎える2019年の国家記念日指定を推進し、記念日を10月16日に指定することにしたと21日明らかにした。70年代末の大規模な民主化運動で、維新独裁を終息させた釜馬抗争を国家記念日に指定することついては共感が形成されていたが、釜山市民は釜山大学の学生たちが市内に進出し最初の街頭デモを行った10月16日を、昌原(チャンウォン)市民は馬山に抗争が拡大し名実共に「釜馬抗争」になった10月18日を国家記念日に指定すべきとして対立してきた。

 委員会は、歴史・社会学者などの諮問を受け、記念日を10月16日に指定すべきという立場を伝えられ、両地域の団体の同意を求めた。委員会は「釜馬民主抗争が来年には40周年を迎えるので、必ず国家記念日として行事を行わなければならないという釜山と昌原の市民の共感があった」と明らかにした。

 釜馬民主抗争は1979年10月、釜山と馬山(現、昌原市)で起きた民主化運動で、朴正煕維新体制の終末を早めた。

チャン・スギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/863145.html韓国語原文入力:2018-09-21 19:50
訳J.S

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