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在韓国連軍司令部、東海線の軍事境界線の通過を承認

登録:2018-09-14 07:25 修正:2018-09-14 10:30
韓国の通信線施設工事の車両・人員など 
開城工団連絡事務所の開所式出席者の通過にも同意
京畿道坡州市都羅山の南北出入事務所の出入境統制所で憲兵が警戒勤務に当たっている=坡州/キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 在韓国連軍司令部(UNC)は13日、東海(トンヘ)線南北軍通信の復元に向けた車両や人員、物資の軍事境界線(MDL)通過を承認したと明らかにした。

 在韓国連軍司令部は同日、資料を発表し「今回の承認を通じて運搬される材料は通信線の補修に必要な資材に限らず、南北間の通信に必要な建物を建築するのに必要な資材になるだろう」と付け加えた。

 ビンセント・ブルックス在韓国連司令官は「国連軍司令部はいつも通り、国連軍司令部の管轄区域の非武装地帯(DMZ)と軍事境界線の通過が必要な南北間のすべての活動を積極的に支援する」と述べたと、国連軍司令部が明らかにした。ブルックス司令官はまた、「韓国側が運送する建築資材の量からして、同要請は異例的なものだったが、南北双方間の円滑な疎通を保障する通信体系の構築を積極的に保障する」と明らかにした。

 在韓国連軍司令部はまた、「14日開催予定の開城(ケソン)連絡事務所の開所式に向けた代表団の通過に協力しており、その翌日に行われる100人を超える韓国政府関係者の通過を韓国政府から要請された」とし、「国連軍司令部は二つの要請に同意した」と明らかにした。

パク・ビョンス先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/862019.html韓国語原文入力:2018-09-13 22:36
訳H.J

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