原文入力:2009-09-23午後07:42:08
チョン・ウンチャン候補 曖昧な答弁
民主党“事実を明らかにせよ”
イ・ジョンエ記者
←チョン・ウンチャン国務総理候補者
チョン・ウンチャン国務総理候補者が三星の‘非公式諮問委員’として活動したという疑惑がますます大きくなっている。23日明け方まで続いた人事聴聞会で「三星から非公式諮問委員の提案を受けたか」というチェ・ジェソン民主党議員の質問に、チョン候補者がぽっきり折れる返事を回避した後、民主党の相次ぐ疑惑提議にも黙殺無返答で一貫しているためだ。
チェ議員は聴聞会で２度にわたりチョン候補者と三星の‘関係’を問い質した。彼は「2005年3月14日、三星火災付設防災研究所と研究提携協約を結んだことがあるか」という最初の質問に、チョン候補者は「そんなことはない」と言い切った。だが「三星社長団に特講をしたことはある」と認めた。
チョン候補者は聴聞会の終わりに再び三星との関係を問う質問が出てくるとすぐに「三星と何の関係もない」,「覚えていない」として相次ぎ否認した。だが、チェ議員は「2005年三星社長団に講演をしたのは(何もせずには)諮問委員の代価を受け取りにくいので講演でもしたという情報提供がある。そのような提案も受けなかったか?」と追及した。すると、チョン候補者は「とても遠い昔に提案を受けたようだがはっきりしない。議員様がおっしゃると怪しげに聞こえるが、大企業グループとは距離をおこうとしていた」と曖昧に答えた。
民主党は23日この問題を党次元で再度提起した。ノ・ヨンミン スポークスマンはこの日「チョン候補者が隠して黙認しようとしているのは三星のスポンサーを受けたことが明らかになるかと思い負担に感じているためではないのか」と攻勢をかけた。彼は「チョン候補者はなぜ初めに三星から諮問委員職の提案を受けた事実を隠したのか明らかにしなければならない」として「非公式顧問とは何か、三星からどんな恩恵を受けたのかを明明白白に明らかにしなければならない」と要求した。
三星側のある高位関係者はこれに対し「チョン候補者の講演有無や主題などに対して公開するのは難しい」として具体的確認を拒否した。チョン候補者側関係者は「聴聞会場で明らかにしたことが全て」として口を閉ざした。
イ・ジョンエ記者hongbyul＠hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/378337.html 訳J.S
