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韓国人の生活満足度は10点満点中6.4

登録:2018-06-05 05:38 修正:2018-06-05 07:04
文化体育観光部、「国民の生活の質」世論調査  
若いほど、家族が多いほど満足度も高い  
自分の「ウークライフバランス」評価は6.2
韓国人の生活満足度は?//ハンギョレ新聞社

 韓国国民が感じる「生活の質」への満足度は10点満点で平均6.4点であることが調査で分かった。特に、仕事と生活のバランスが取れているほど生活の質に対する満足度(7.7点)が高く、「仕事と生活の均衡」と「生活の満足度」間の密接な関連性が確認された。

 文化体育観光部は4日、世論調査専門機関の韓国リサーチに依頼した「国民の生活の質に関する世論調査」結果を発表した。同調査によると、総合的な生活満足度は年齢別に19~29歳が6.8点で最も高かった。30代(6.6点)、40代(6.4点)、50代(6.3点)がその後を続いており、60代以上は5.9点で年齢が高いほど満足度が低かった。

 家族形態別にみると、家族構成員が多いほど、生活満足度が高かった。1人世帯の満足度は6.0点で、2人世帯(6.2点)や4人世帯(6.6点)、5人以上の世帯(6.3点)より低いことが、調査で確認された。また、世帯所得も多いほど生活満足度が高かった。月100万ウォン(約10万円)未満の階層は平均5.5点で、300万~399万ウォン(6.3点)、600万~699万ウォン(7.2点)より低かった。

 仕事と生活のバランス(ワークライフバランス)がうまく取れているかについては、10点満点で6.2点という結果だった。特に、仕事と生活のバランスの程度が8点以上だと答えた回答者の場合、生活満足度は7.7点だった。分野別に生活満足度が高い部門は家族関係(7.9点)や健康・医療(6.7点)、子どもの養育・教育、住居環境(6.4点)で、雇用・所得、社会保障・福祉、自然環境・災難安全(5.8点)と文化・レジャー(5.6点)への満足度は平均点を下回った。

 政府が国民の生活の質の向上に向けて最も力を入れるべき部門については、雇用・所得(36.3%)という回答の割合が最も高かった。社会保障・福祉(30.4%)と健康・医療(10.4%)がその後を続いた。

 今回の世論調査は先月15日から21日まで1週間にわたり、全国19歳以上の国民1,500人を対象に行われた。調査方法は、無作為に選ばれた有・無線電話番号を利用した方式であり、95%信頼水準で標本誤差は±2.5%ポイントだ。

キム・ミヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/847558.html韓国語原文入力:2018-06-04 11:44
訳H.J

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