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ペク・ヒヨン女性部長官候補, 女性懸案 質問の度に“よく分からない”

原文入力:2009-09-18午後07:43:26
[国会人事聴聞会]専門性・所信欠如 資質論難
“長男兵役, 法務行政に従ったまで”

キム・ジウン記者,パク・ジョンシク記者

←聴聞会場の外“ペク・ヒヨン候補反対”ペク・ヒヨン女性部長官候補者が18日午前、国会女性委員会で開かれた人事聴聞会で不動産投機疑惑と関連した議員らの質問を聞き困惑した表情をしている。(右側写真)聴聞会が始まるのに先立ち、女性団体会員たちが聴聞会場入り口でペク候補者の資質と道徳性を批判する立て札示威を行っている。 パク・ジョンシク記者anaki@hani.co.kr

18日国会女性委員会のペク・ヒヨン女性部長官候補者人事聴聞会では与野党の議員らが異口同音にペク候補者の女性政策に対する専門性と所信の欠如など、資質不足を指摘した。不動産投機疑惑など道徳性を叱責する声も高かった。

キム・サンヒ民主党議員は「(女性政策に対する)専門性と所信,推進力が絶対的に不足している」として「両性平等政策は女性部のアイデンティティであり存立根拠なのに(ペク候補者が両性平等などについて)理念的政策推進が問題だと話したことは女性政策を全く知らず女性部がどんな根拠を持って設立され且つ存在するのかの把握さえ出来ずにいること」と指摘した。ユン・ソクヨン ハンナラ党議員も食品栄養学を専攻したペク候補者の履歴を挙げて「食品医薬品安全庁庁長や保健福祉家族部長官がより適合するが、本人は(女性部長官が)適合すると判断するか」と尋ねた。聴聞会でペク候補者は軍加算点制や婚姻憑藉姦淫罪,姦通罪など女性界の大型懸案を尋ねる議員らの質問に“まだ業務把握をよくできていない。就任すれば内容をさらに把握してみる」という返事で一貫した。するとパク・ソニョン自由先進党議員は「(専門性がないということを)自ら認めたこと」と皮肉り、ソン・ポムギュ ハンナラ党議員も「ペク候補者が懸案に対する個人意見を整理し明らかにしてくれ」と要求した。

ペク候補者の不動産投機,論文実績膨らませ,長男の公益勤務経緯などをめぐる各種疑惑も提起された。チェ・ヨンヒ民主党議員はペク候補者が2000年代初め、木洞,上道洞,龍山でアパートとビラ3軒を買ったことと関連し「2001年に買った上道洞アパートがその年の年末に再開発が本格化し、2006年4億5千万ウォンで売り2倍に近い相場差益を得た」と指摘した。同じ党のキム・サンヒ議員は「ペク候補者が2000年木洞のアパートに住んでいる時、基準市価4億7200万ウォンだったが契約書上では1億8400万ウォンで申告した」として‘ダウン契約書’疑惑を提起した。ペク候補者は関連疑惑を否認した。

パク・ソニョン自由先進党議員はペク候補者の長男が2005年8月兵役身体検査で現役兵対象である3級判定を受け一ヵ月半後に精神病歴を理由に4級補充役判定を受けたことについて「とうてい理解できないこと」と話した。ペク候補者は「法務行政原則と専門医の検証にしたがって進行された」と説明した。 キム・ジウン記者mirae@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/377555.html 訳J.S