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統一大橋で立ちはだかった自由韓国党、26日には清渓広場で集会

登録:2018-02-26 05:29 修正:2018-02-26 11:44
「金英哲受け入れたのは国政壟断」  
街頭闘争による保守結集の狙いか
洪準杓自由韓国党代表(前列右から3番目)、キム・ソンテ院内代表(前列右から2番目)などが今月25日、統一大橋の南端を占拠し、デモを行っている/聯合ニュース

 24~25日、自由韓国党指導部と議員たちが総動員された「金英哲(キム・ヨンチョル)訪韓肉弾阻止」1泊2日デモは、過去「打ち倒せ共産党」時代の反共集会を彷彿とさせるものだった。「直ちに射殺」や「不倶戴天の敵」、「首を取ろう」、「石を投げて殺せ」などの露骨な非難スローガンが相次いだ。

 キム・ソンテ院内代表と「金英哲訪韓阻止闘争委員会」委員長を務めたキム・ムソン議員らは、24日午後7時から京畿道坡州(パジュ)都羅山(トラサン)にある南北出入事務所(CIQ)の入り口の統一大橋南端道路を占拠した。金英哲労働党中央委員会副委員長兼統一戦線部長を団長とする北朝鮮高官級代表団の訪韓を、最前線で身を持って防ぐということだった。彼らは厚手の防寒着を着込んで、路上で夕食を取り、徹夜の座り込みを繰り広げた。自由韓国党は所属議員全員や補佐陣、党幹部、首都圏地域の党員らに「26日午前、統一大橋に集結」の動員令を下した。

 議員などに割り当てられた動員の人数は約3400人に車両630台だったが、25日午前に統一大橋の南端まで進入・集結した人は数百人に過ぎなかった。キム・ソンテ院内代表は、自分たちを防ぐ警察を向かって「ここで食事もとれず、トイレにもいけないこの暗澹たる状況を文在寅(ムン・ジェイン)政権にきちんと報告せよ」と抗議した。

 午前11時頃、道路の上に横12メートルの大型太極旗を広げて占拠デモを行っていた議員らと党員らが憤りを爆発させた。衝突を憂慮した政府が統一大橋東側の前進橋に北朝鮮の高官級代表団を案内したというニュースが伝えられたからだ。同日午前、座り込みに合流した洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表は「統一大橋を守り抜いたおかげで、金英哲が犬穴から潜り込んできたようだ」として、“成果”を評価した。チャン・ジェウォン首席スポークスマンは「結局、殺人鬼の戦犯金英哲が大韓民国を犯した。金英哲に脇戸を開けてあげたのは、権力濫用、国政壟断の反逆行為」だと主張した。キム・ソンテ院内代表は「文在寅政権が金英哲をウォーカーヒルホテルで超豪華にもてなすようだが、5千万愛国国民は金英哲を必ず逮捕する」と話した。同日午前11時30分に愛国歌(韓国の国歌)を一緒に歌った後、16時間後に自主解散した自由韓国党は26日午後3時、ソウル清渓広場で再び糾弾集会を開く予定だ。

 自由韓国党のこのような対応に対し、与党の共に民主党は「自家撞着であり、国際的な恥さらし」だと批判した。「統一大当たり」を強調した朴槿恵(パク・クネ)政権の「秘密会談」の提案に応じて、2014年10月15日に金英哲副委員長(当時偵察総局長)が板門店(パンムンジョム)韓国側地域の平和の家まで降りてきた際、当時与党のセヌリ党は今とは異なり、南北関係の改善を期待する論評を発表した。自由韓国党の街頭闘争は、平昌冬季五輪以降、6・13地方選挙まで続く対与党攻勢と保守結集の動力を「金英哲の訪韓ー天安艦8周忌(3月26日)」まで最大限活かすためと見られる。

キム・ナムイル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/833640.html韓国語原文入力:2018-02-25 22:46
訳H.J

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