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南側選手団、馬息嶺スキー場での共同訓練に向け早ければ31日に訪朝

登録:2018-01-29 06:30 修正:2018-01-29 13:52
五輪など共同行事の実務準備終了 
南北来月9日まで800人以上の人的交流
平昌冬季五輪の開幕を祝うための南北合同文化行事が行われる金剛山と、南北スキー選手が共同訓練を行う馬息嶺スキー場を事前点検するために今月23日に訪朝した南側の先発隊が24日、馬息嶺スキー場を視察した。写真は馬息嶺スキー場の全景=統一部提供//ハンギョレ新聞社

 南側を訪れたユン・ヨンボク体育省副局長など北の事前点検団が27日午後に北朝鮮に帰ったことで、北朝鮮の平昌(ピョンチャン)冬季五輪への参加と南北共同行事開催に向けた南北の実務準備が事実上終了した。31日に予想される北朝鮮の馬息嶺(マシンニョン)スキー場での南北スキー選手合同演習を皮切りに、来月9日の五輪開幕まで、およそ800人が南と北を相互訪問するなど、人的交流が本格化する見通しだ。

 統一部当局者は28日「北朝鮮の平昌五輪参加に向けて南北が今月17日の次官級実務会談で合意した先発隊と事前点検団派遣の手続きを終えて、実務準備作業が大詰めの段階の入った」とし、「細かい履行計画と手続きは板門店(パンムンジョム)連絡チャンネルを通じて確定する」と話した。

 平昌五輪を祝うための南北の初の共同行事は、馬息嶺スキー場での共同訓練になるものと見られる。早ければ31日、南側選手団が1泊2日の日程で訪朝する可能性もあるとされる。東海(トンヘ)線陸路を利用すれば、金剛山(クムガンサン)から馬息嶺(マシクリョン)スキー場まで3~4時間かかるものと確認され、航空便で元山(ウォンサン)の葛麻(ガルマ)飛行場に到着してから、スキー場に移動する訪朝経路が有力視されている。平昌五輪を機に、京義線や板門店、東海線の陸路がすべて開かれたのに続き、南北を結ぶ空路まで開かれるものと期待されている。

 来月1日には平昌五輪に参加する北側選手22人と役員24人が韓国入りし、五輪前の最終訓練を行う。さらに、平昌五輪の開幕を祝うための金剛山南北合同文化公演も開かれる。4日に公演を開催しようという南側の提案に、北側も暫定的に合意したという。公演場として使用される金剛山文化会館の客席規模が600席以上であることから、南北でそれぞれ300人程度が出席するものと見られる。韓国からは公演に参加する文化・芸術界関係者だけでなく、一般人も文化公演の観覧のため訪朝する。2015年10月の’離散家族再会から2年3カ月ぶりの金剛山訪問で、文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、最大規模の南北人的交流が行われる予定だ。

 140人規模の北側芸術団は2月6日に韓国入りし、江陵アートセンター(8日)とソウル国立劇場ヘオルム劇場(11日)で公演を行う予定だ。芸術団はオーケストラ80人や歌手、振付師、舞台演出家などで構成される見通しだ。

 芸術団の訪韓翌日の2月7日には北オリンピック委員会の代表団や応援団約230人、テコンドー演武団約30人、記者団などが韓国入りし、五輪ムードがピークに達する見通しだ。在日本朝鮮人総連合会(総連)応援団もこの時期大勢来韓する可能性がある。「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」は27日、朝鮮総連が平昌五輪の開幕前日の2月8日に第1次応援団100人を4泊5日の日程で派遣した後、11日と23日にもそれぞれ40人と30人規模の第2、3次応援団を派遣する計画だと報じた。

 南と北が今月9日の閣僚級会談で合意した北側の高官級代表団の訪韓日程は、まだ具体的に議論されていない。今月17日の次官級実務接触で、北朝鮮が議論を先送りしたことから、五輪開幕直前に通知する可能性が高い。北側がチェ・リョンへ労働党副委員長など核心実力者を派遣した場合、朝鮮半島情勢と直結した懸案の論議が急速に進む可能性もある。

チョン・イナン記者(お問い合わせjapan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/829762.html韓国語原文入力:2018-01-28 23:45
訳H.J

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