平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開幕を祝賀するための南北合同文化行事は2月初め、「金剛山(クムガンサン)文化会館」で開かれるものとみられる。
今月23~25日、南側の事前点検団として北朝鮮を訪問した統一部当局者は26日、記者団に「公演会場として文化会館を積極的に検討している」、「文化会館は公演用に建てられたため、控室もあり、舞台の幅と長さも適切だ」と明らかにした。同当局者は公演内容について「南側は現代音楽や伝統音楽、文化行事などを考えている」とし、「北側も伝統音楽の方に焦点を置いていると聞いた」と話した。Kポップを公演に含める問題についても「そのような考えを(北側)に伝えた」と付け加えた。公演は、南北が別々に行った後、合同公演を披露する形になる。
南北は現在、日程について協議しているが、来月4日午後に開かれる可能性が高いという。また、南北は文化会館客席620席のうち舞台がよく見えない客席を除いた残りの席を半分程度ずつ分ける予定だ。これにより、南側の文化・芸術・体育・社会・市民団体の関係者と一般市民など200~300人が文化行事に出席できるものとみられる。南側の出席者らは午後に北朝鮮を訪問して行事に出席した後、夕方に南側地域へ戻ってくる。政府は参加者の選定方式を話し合っている。
1月末または2月初めに南北の馬息嶺(マシンニョン)スキー場で1泊2日の共同演習に参加するスキー選手など南側一行は、飛行機に乗って江原道元山(ウォンサン)の葛麻飛行場に降り立つ可能性が高い。南側の先発隊が葛麻飛行場の滑走路や誘導路、駐機場などの施設や安全施設、装備を視察した結果、施設と管理状態は良好だと判断したためだ。統一部当局者は「金剛山から出発して馬息嶺ホテルまで、ほぼ4時間かかった」とし、「(陸路は)時間が長くかかるため、難しいかもしれない」と伝えた。葛麻飛行場から馬息嶺スキー場までは車で45分ほどで到着できる。南北のスキー選手らは、クロスカントリーとアルペンスキーの両種目で親善試合を行う。
一方、平昌五輪に参加する北朝鮮選手団や応援団、テコンドー演武団などの活動に必要な施設の点検に向けて韓国入りしたユン・ヨンボク体育省副局長などの北側先発隊8人は26日、平昌国際放送センターやホリデーイン・リゾート、平昌五輪スタジアム、アルペンシア・クロスカントリーセンター、竜平(ヨンピョン)アルペン競技場などを視察した。