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マクロン仏大統領、平昌五輪に来る

登録:2017-12-25 09:21 修正:2017-12-25 13:05
韓国外交部「フランス側と日程調整中 
欧州から競うように訪韓の意思を明らかにしている」
エマニュエル・マクロン仏大統領//ハンギョレ新聞社

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領が来年2月に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪期間に韓国を訪問することにし、具体的な日程を調整中であることが24日確認された。

 ある外交消息筋は、ハンギョレとの電話通話で「まだ公開されていないが、フランス大統領が平昌五輪に出席する」とし、「平昌五輪が安定したムードで成功的に開催されるのになにかと助けになるものとみられる」と話した。 外交部関係者も「フランス側から訪韓を希望した」とし、具体的な日程については「両国間で調整中」と明らかにした。

 マクロン大統領は、平昌冬季五輪の開幕式への参加を目標に日程を調整中だが、都合が付かない場合、パラリンピック期間に訪韓することも検討中だという。 外交消息筋は「マクロン大統領が開幕式に出席するだろうという内容をフランス側から聞いた」と話した。 しかし外交部関係者は「最初は開幕式と言ったが、今は他の日付を考えているようだ。平昌パラリンピックと連携して来る可能性もある」とし、詳細日程は流動的だと明らかにした。

 フランス政府は韓国政府に五輪を契機に二国間首脳会談も要請しているという。マクロン大統領と文大統領は7月、ドイツ・ハンブルクで開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議が閉会した直後に会い、30分間あまり首脳会談を行った。9月にAFP通信など一部の外国メディアが北朝鮮核危機など朝鮮半島情勢が危険だという点を挙げ、フランス代表チーム不参加の可能性を示唆する報道を発表したが、フランスはすぐに代表チームの五輪参加の意思を確認している。

 一方、他のヨーロッパ諸国の首脳らも、平昌冬季五輪への出席を希望しているという。外交部関係者は「欧州からは大統領、首脳級はもちろん、王族の関係者も競うように訪韓の意思を明らかにしている」とし、「バルト3国などオリンピックに参加する選手が多くない国の首脳たちも来るという」と明らかにした。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/824929.html韓国語原文入力:2017-12-25 07:45
訳M.C

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