登録 : 2017.09.23 06:19 修正 : 2017.09.23 07:55

3泊5日の訪米外交成果 
韓米日3カ国の堅固な協力を再確認  
「朝鮮半島内の戦争不可」方針を明確に 
平昌五輪に北朝鮮参加呼び掛けなど 
平和的・外交的解決に再び火種つけ 
根本的解決策として多国間対話を提示 
中国、ロシアと協力の糸口はつかめず限界

文在寅大統領が21日午後(現地時間)、米国訪問を終えて韓国に帰国する機内で記者懇談会を開き質問に答えている=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社
 「(北朝鮮核問題が)短期間に解決できる問題だとは思わないが、解決に向かう過程だと見ている。全体的には国際的な協力がうまくいっており、大韓民国の立場に対して支持と協力を得ている状況なので、対応はうまくいっていると思う」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日(現地時間)、米国訪問を終えてソウルに帰る飛行機の中で、3泊5日間の外交成果をこのように自評した。韓米日3角協力の中で「朝鮮半島内の戦争不可方針」を再確認し、多国間外交を拡大し、北朝鮮の核問題に対する平和的・外交的解決の火種を再びつけたという趣旨だ。

 文大統領は7月の「ベルリン宣言」の時にも、軍事会談・南北離散家族再会など具体的方法まで明示し、北朝鮮との「対話」を強調したが、今回は「国連」と文在寅政権を誕生させた「ろうそく革命」の象徴性を借りて「平和」を強調した。北朝鮮の6回目の核実験などで二カ月で急変した状況を考慮したものだ。文大統領は今回の国連総会演説と、米日をはじめ様々な国の首脳との会談を通じて、強力な制裁と圧迫は平和を作るための手段であることを強調した。文大統領はこの日の機内記者懇談会でも「今のように緊張が高まった状況ではあっさりと他の解決策を模索するのは難しい」とし、「今は北朝鮮に対して国際社会が声を合わせて圧迫する以外に手立てがない」と話した。このような状況でも、米日両首脳と「北朝鮮の非核化を平和的な方法で推進する」ということは意味のある成果だと見ることができる。「軍事的オプション」まで取り上げられるほど高まった緊張状況で、いったん息を抜いたと見ることができるからだ。特に、文大統領は北朝鮮の選手の平昌(ピョンチャン)冬季五輪参加を呼びかけ、各国首脳らを平昌に招待するなど、悪化の一途をたどる葛藤状況を和らげるテコに五輪を積極的に活用した。

 文大統領は今回の国連総会演説で「北東アジアの安保の基本軸と多国間主義が賢明に結合されなければならない」とし、北朝鮮核問題の根本的解決策として「多国間主義対話」を通じて平和を達成する国連の精神を強調した。文大統領は懇談会でこれと関連して「6カ国協議を意味するのか、完全に新しい交渉の枠組みをいうのか説明してほしい」という要請を受け、「二国間会談、3カ国、4カ国、6カ国協議、いかなる形の対話であれ模索することができる」と述べた。文大統領は、朝鮮半島の平和に向けた多国間主義外交の具体的な枠組みを提示する代わりに、「欧州連合のように北東アジアが経済的な共同体となり、多角的な安保協力体制になってこそ、根源的・恒久的な平和体制になることができる」と答えて替えた。

 文大統領が夢見る多国間安保協力体構想の核心の鍵を握っている中国とロシアに対して、これといった協力の糸口をつかめなかったのは限界と指摘されている。中国・ロシアを狙って米国が追加で独自の対北朝鮮制裁行政命令を発表し、中ロとの外交的空間がさらに狭くなるという懸念が出ている。

イ・ジョンエ、ニューヨーク/キム・ボヒョプ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-09-22 22:18
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/812197.html 訳M.C(1610字)

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