登録 : 2017.09.05 03:38 修正 : 2017.09.05 07:30

「段階高めていく挑発」次の選択は? 

国家情報院「豊渓里2番坑道で6回目の実験  
3・4番坑道で追加実験の可能性も」  
国防部「弾道ミサイル発射に向けた準備活動を継続し  
対米核東発手段の確保を誇示する可能性も」  
挑発強めていく北朝鮮の動きは昨年と類似

北朝鮮の朝鮮中央通信は7月28日夜、金正恩労働党委員長が参観した中で大陸間弾道ミサイル級「火星-14」型ミサイルの2回目の試験発射を実施したと29日報道した//ハンギョレ新聞社
 北朝鮮が6回目の核実験を通じて「大陸間弾道ロケット装着用の水爆」実験に「完全成功」したと明らかにしたことで、今後、北朝鮮がどのような動きを見せるかに注目が集まっている。1年に2回も核実験を実施した昨年の例からして、国際社会の制裁にかかわらず、北朝鮮が核・ミサイル能力の高度化に向けた追加挑発に出るというのが、大方の予想だ。

 国家情報院は4日、国会情報委員会の緊急懇談会で「(北朝鮮の核実験場が位置した咸鏡北道の)豊渓里(プンゲリ)では、しばらくの間、6回目の核実験に伴う整備活動が行われると見られるが、追加核実験の坑道があり、関連動向を注視している。1番坑道は1回目の核実験後に閉鎖し、2番坑道で2回~6回目の実験を実施したが、3・4番坑道を準備してきたため、いつでも核実験ができると見ている」と説明したと、与野党の情報委員会幹事が明らかにした。共に民主党の幹事であるキム・ビョンギ議員は、「9月9日の政権樹立日、10月10日の党創建日を機に緊張を高め、体制の結束を図るものとみられる」という国情院の分析を伝えた。彼は「今後、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を実験発射したり、「火星-12」、「火星-14」号を正常な角度で北太平洋上に発射する、さらなる挑発に出る可能性もあると見られる」と話した。

 国防部も同日、国会国防委員会で「(6回目の核実験以後)北朝鮮の弾道ミサイルの発射に関連した準備活動が持続的に識別されている」とし、「北朝鮮が対米核運搬手段を確保したことを誇示するため、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルを発射する可能性がある」と報告した。

 これに先立ち、北朝鮮は昨年1月6日に行った4回目の核実験実施から約1カ月後の2月7日、平安北道鉄山郡(チョルサングン)東倉里(ドンチャンニ)で長距離ロケット「光明星号」を発射した。同年3月2日、国連安全保障理事会(安保理)が対北朝鮮制裁決議第2270号を採択したが、北朝鮮は4~6月に中距離弾道ミサイルムスダンを6回も試験発射するなど、挑発を強めていった。下半期に入っても北朝鮮はノドンミサイルを日本側水域に発射したのに続き、8月24日には新型潜水艦発射弾道ミサイルの北極星の試験発射に乗り出した。また、9月5日には射程距離1千キロメートルの弾道ミサイル3発を同時に発射したのに続き、9月9日の5回目の核実験まで突き進んだ。

 今年に入っても北朝鮮は機敏に動いてきた。今月2月12日、北極星を改造した中距離弾道ミサイル(MRBM)「北極星-2」型試験発射を皮切りに、韓米合同軍事演習期間の3~4月に弾道ミサイル発射試験を集中して行った。文在寅(ムン・ジェイン)大統領就任以降は中長距離弾道ミサイル(IRBM)「火星-12」型と大陸間弾道ミサイル級「火星-14」型をそれぞれ2回ずつ発射するなど、国連安保理の新規対北朝鮮制裁決議(第2371号)にもかかわらず、挑発を続けてきた。

 コリア研究員のキム・チャンス院長は「北朝鮮はこれまで、核・ミサイル能力を引き上げる段階を細かく分けて、一つずつ誇示するかのように見せてきた」とし、「新たに開発した北極星と火星系列弾道ミサイルの性能改良のための技術的必要を感じれば、追加の発射に踏み切る可能性があり、特にICBM級の『火星-14』型を正常角度で発射するなど、核武装能力が“完成した状態”を誇示しようとする可能性がある」と見通した。

チョン・イナン、オム・ジウォン、キム・ギュナム記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-09-04 22:36
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/809650.html 訳H.J(1746字)

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