登録 : 2017.08.29 23:06 修正 : 2017.08.30 07:17

29日、マスコミ労組MBC本部、全面スト賛否投票の結果発表 
投票率95.68%、賛成93.2%、歴代最高値 
キム・ヨングク本部長「国民に最高の公営放送をお返しする」

全国言論労働組合文化放送本部の全面ストライキ賛否投票が始まった24日午前、ソウル上岩洞の文化放送(MBC)の社屋で組合員が放送正常化を求め、プラカードデモを行っている=キム・ソングァン記者//ハンギョレ新聞社
 韓国放送(KBS)二大労組の全面ストライキ予告に続き、文化放送(MBC)も9月の全面スト突入を決定した。

 全国言論労働組合文化放送本部(労組)は29日、組合員1758人のうち1682人が投票に参加し(投票率95.68%)、このうち1568人がストに賛成(93.2%)したと明らかにした。反対票は114票だった。今回のスト賛成率93.2%は、2011年の71.2%、2016年の85.42%より高い数値であり、歴代最高値となった。労組は24日からこの日午後6時まで、ソウルを含む全国18支部でモバイルとオフラインでの賛否投票を実施した。

 この日、キム・ヨングク労組委員長とソウル上岩(サンアム)の文化放送労組事務室で会った。キム委員長は投票結果について「構成員たちの切迫感が強かった」と説明した。キム委員長は「2012年に170日間の最長期ストで敗北し、最悪の弾圧を受け、構成員が非常に苦しめられたのは事実」としながらも、「だが、いつかはまた闘って正義を実現し、MBCを再建できるという信頼を捨てなかった。国民が、ろうそくデモが作ってくれたチャンスを逃してはならないという切迫感がある」と話した。

 会社側の強硬対応方針も、投票に大きな影響を及ぼすことはできなかった。記者、プロデューサー、アナウンサーなどの制作拒否が350人余りに拡散され、労組が全面ストライキの賛否投票を開始すると、会社側は「無労働無賃金」の原則を公表する一方で、報道局幹部が報道局の職員に「業務妨害行為に対する民事・刑事上の責任を問う」という内容が書かれたショートメッセージを送り、物議をかもしもした。キム委員長は「2012年の170日ストの時は、スト突入後かなり時間がたってから中間幹部らの離脱が始まったが、今回はストを始める前に幹部の離脱とストへの参加宣言が相次いでいる」とし、「キム・ジャンギョム社長とペク・ジョンムン副社長など、中心幹部らはすでに孤立している」と話した。また、「経営陣が最近出した激しい反応は、そのような孤立感と恐怖の表れだと思う」と付け加えた。

キム・ヨングク全国言論労働組合文化放送本部長(労組委員長)=全国言論労働組合文化放送本部提供//ハンギョレ新聞社

 キム委員長は「放送の不正常は、現場の制作者にとっては一番辛い課題」だとしながらも、「今回のストは前例のないほど強度の高いストになるだろう」と予告した。これまで文化放送のストの際、送出などの必須スタッフには例外を認める一種の「紳士協定」があった。しかし、今回のストには彼ら必須人員も参加する予定だ。キム委員長は「会社側が一方的に公正放送を保障する団体協約を破棄したので、我々にもこれを守る義務はない」とし、「MBCはすでに徹底的に破壊され廃墟になった。放送をしばらく止めて、完全な勝利で国民に最高の公営放送をお返しするという覚悟でストに臨む」と話した。キム・ジェチョル前社長時代、文化放送は団体交渉で局長責任制・公正放送協議会など「公正放送」に関連する条項を外すことを労組に要求し、結局2011年に団体交渉中止の事態を迎えており、現在まで新しい団体協約を締結していない状態だ。「MBCは2010年以降、事実上7年以上スト中だ。もうこの長い暗黒の時代、言論の自由の窒息時代を終える時が来た。公営放送を権力に捧げた附逆者たちを追い出し、MBCを再び最も信頼できる放送、最も見たいチャンネルに戻す」。

 労組は30日午前、ソウル上岩洞の文化放送社屋で「流刑地の閉鎖宣言」を開く。この場でこれまで制作部署外に追い出された組合員32人が業務拒否を宣言すれば、制作拒否への参加人員が400人余りに増える。労組はまた、この場で全面スト突入の時点を公表する予定だ。

キム・ヒョシル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2017-08-29 20:05
http://www.hani.co.kr/arti/society/media/808842.html 訳M.C(1900字)

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