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文大統領「首脳会談でトランプ大統領との信頼を積む」

登録:2017-06-26 23:31 修正:2017-06-27 07:01
訪米前に駐米大使らと懇談会 
「韓米同盟強化に注力」意志 
カン・ギョンファ外交長官の「THAAD発言」が論議かもす 
「環境評価によりTHAAD支持が強まるだろう」
26日、文在寅大統領(右)がカン・ギョンファ外交部長官と共に大統領府本館で開かれた「駐米大使経験者招請懇談会」に入場している=大統領府写真記者団//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が26日、大統領府で駐米韓国大使経験者らとの懇談会を開き、「4日後にワシントンで開かれる韓米首脳会談で、具体的成果の導出よりは両国首脳間の信頼構築と韓米同盟強化に注力する」と明らかにした。

 大統領府のチョン・ウィヨン国家安保室長もこの日の記者懇談会で「首脳会談で北朝鮮の脅威に対する拡張抑制を含む米国の堅固な韓国防衛態勢を確認し、北朝鮮核・ミサイル問題に対する大きな枠組みの共同解決方案を模索するため、虚心坦壊な議論がなされるだろう」と述べた。チョン室長はさらに「多様な方向の実質的協議を通じて、韓米同盟を“偉大な同盟”に発展させるためのビジョンを共有し再確認する機会になるだろう」と説明した。

 文大統領は28日(現地時間)、ワシントン到着直後に長津湖(チャンジンホ)戦闘記念碑への献花で公式日程を始め、30日にホワイトハウスでトランプ米大統領と単独および拡大首脳会談を行い、共同マスコミ発表を通じて首脳会談の結果と意味を自ら明らかにする予定だ。

 首脳会談を控えて韓国政府が「堅固な韓米同盟」を強調する中で、カン・ギョンファ外交部長官はこの日ソウルの新羅ホテルで開かれた米戦略国際問題研究所(CSIS)主催のフォーラムで「THAAD敷地に対する環境影響評価の実施は、国内的適法手続きの問題」であるとして「(これを通じて)民主的・手続き的な正当性が確保されるならば、THAAD配備に対する国民の支持はさらに強まるだろうし、それは結果的に韓米同盟をさらに強化することになるだろう」と強調した。

 また、文大統領は22日夕方には、大統領府官邸で対北朝鮮対話・交渉派のイム・ドンウォン元統一部長官、ムン・ジョンイン統一外交安保特別補佐官などと晩餐をして、韓米首脳会談に対する助言を聞いた。

イ・セヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/800363.html 韓国語原文入力:2017-06-26 21:29
訳J.S(1067字)

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