登録 : 2017.02.17 00:50 修正 : 2017.02.17 07:35

チョン・ホソン元大統領府付属秘書官(48)=資料写真//ハンギョレ新聞社
 16日に開かれた「国政壟断事件」裁判で、朴槿恵(パク・クネ)大統領の指示を受け、チョン・ホソン元大統領府付属秘書官(48)がチェ・スンシル氏(61)に国政の機密文書を流出した情況と証拠が多数公開された。

 ソウル中央地裁刑事22部(裁判長キム・セユン)の審理で同日開かれた裁判で、検察が公開したチョン元秘書官の被疑者尋問調書によると、チョン元秘書官は「正直に言うと、チェ・スンシル氏は大統領がなされる国政全般に対するお言葉資料を修正できる能力はなかったが、大統領の心の内をよく知っている方だから、チェ氏の力を借りた」と供述した。チョン元秘書官は「大統領の個人的なことまで信じて任せられる人がチェ氏のほかにいなかった。大統領がチェ氏の意見を聞いてみるよう指示した。ほとんど毎日、チェ氏に文書を送って電話で話した」と述べた。彼はチェ氏と3台の携帯電話を利用して連絡したものと調査された。

 チョン元秘書官は、チェ氏が事実上国政運営に介入したことを認めた。彼は検察で「国政運営の関与という言葉に様々な解釈があり得るが、大統領の意思決定にチェ氏の意見が反映されたこともあったのは事実」と供述した。政府関係者候補リストをチェ氏に送って一部の意見を反映したり、チェ氏の意見によって首席秘書官会議と国民向け談話の時期が決まったのをはじめ、「経済復興」という現政権の国政基調まで、チェ氏の意向によって設計されるなど、チェ氏が事実上国政の枠組みを作った情況が明らかになった。

 朴大統領がチェ氏の“検証”にかなり依存していたことも、調査で明らかになった。検察はチョン元秘書官がチェ氏に「先生(チェ・スンシル)、VIP(大統領)に先生のコンファーム(確認)を受けたかと訊かれて、まだ受けていないと報告したところ早くコンファームを取るようにと言われました」という内容で送ったショートメールも公開した。また、2013年10月末、朴大統領とチョン元秘書官の通話内容によると、朴大統領に「チョン・ホンウォン首相の談話資料が来たが、どうしましょう。明日発表するものですが」と訊かれて、チョン元秘書官は「先生(チェ・スンシル)と相談しましたが、その内容が適切でないようで」と答えており、これに対し朴大統領は「はいはい」と言ったとされる。

 朴大統領が文書流出の違法性を認識していたことを示す供述も公開された。チョン元秘書官は2014年11月、「チョン・ユンフェ文件流出事件」が起きた際、「大統領に『チェ氏への文書流出や通話をやめるべきだ』と薦めたところ、大統領はこれを受け入れた」と検察で供述した。チョン元秘書官側は同日、タブレットPCの検証申請及び証人申請を撤回した。チョン元秘書官の裁判は被告人尋問だけを残したまま終了段階に入った。

ホ・ジェヒョン、ヒョン・ソウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

韓国語原文入力:2017-02-16 19:50
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/783000.html 訳H.J(1360字)

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