朴槿恵(パク・クネ)大統領が29日、国民向け談話で「大統領職の任期短縮を含めた私の進退問題を国会の決定に任せる。与野党政界が国政混乱と空白を最小化し、安定して政権を委譲できる案を作るならその日程と法の手続きに従い大統領職から退く」と明らかにした。
以下は国民向け談話の全文
尊敬する国民の皆様
私の不徳により国民の皆様に大変なご心配をおかけしたことを改めて深くお詫び致します。今回のことで心を痛めている国民の皆様の姿を見、私自身が百回でも謝罪するのが当然の道理だと思っています。しかし、そうしたとしても、その大きな失望と怒りを解くことはできないという考えに至り、さらに胸がつぶれます。
国民の皆様。振り返ってみるとこの18年間、国民の皆様と共にした旅程はこの上なくありがたく大事な時間でした。私は1998年に初めて政治を始めたときから、大統領に就任し今日この瞬間に至るまで、ひたすら国家と国民のためを思い、あらゆる努力をしてきました。一瞬間も自分の私益を追求せず、小さな邪心も抱くことなく生きてきました。
今起こっている多くの問題もまた、私としては国家のための公的な事業だと信じて推進したことであり、その過程でいかなる個人的利益も得ませんでした。しかし、周辺をきちんと管理できなかったのは、結局私の大きな過ちです。今回の事件の経緯は近いうちに詳細に申し上げます。
国民の皆様、この間私は国内外の環境が厳しくなっていく状況で、国と国民のためにどうすることが正しいことなのか、多くの夜を明かし悩みまた悩みました。この場で私の決心を明らかにしたいと思います。
私は私の大統領職の任期短縮を含めた自分の進退問題を国会の決定にお任せします。与野党政界で話し合い、国政混乱と空白を最小化し、安定して政権を委譲する案を作って下さるなら、その日程と法の手続きに従い大統領職から退きます。
私はもう全ての覚悟を決めました。一日も早く大韓民国が混乱から抜け出し、本来の軌道に戻ることを望む気持ちばかりです。もう一度国民の皆様に心からお詫びを申し上げ、大韓民国の希望に満ちた未来のため、政界で知恵を集めていただけるようお願いいたします。
(記者の質問)共犯関係について認めないということですか。
(朴大統領)いろいろと重いことを申し上げたので、また申し上げた通りさまざまな経緯について詳細に申し上げるであろうし、あらためて質問したいこともしていただければと思う。