登録 : 2016.10.13 23:40 修正 : 2016.10.15 21:27

13日封切り…「上映館減らし」外圧論議の中、前売り善戦

映画『自白』のポスター=at9 Film提供//ハンギョレ新聞社
 前売り率は3位、劇場数は10位。13日に封切りされる映画『自白』のおかしな記録だ。

 国家情報院のスパイでっち上げ事件を扱ったドキュメンタリー映画『自白』が、大型劇場チェーンのCGVやロッテにもスクリーンを確保して、上映に入った。だが、相変らず少ない上映館と人気のない時間帯への編成などで縮小上映論議は続いている。

 『自白』は封切り前にクラウドファンディングを通じて4億ウォン(約3700万円)を超える後援支援金を集め、全国で2万人近い観客が事前試写会に参加した。CGVとロッテシネマが事前試写会を拒否したため、大型劇場チェーンが政治的に敏感な映画の上映を忌避しているのではないかという疑惑が持ち上がったこともあった。

 『自白』は封切りを翌日に控えた12日には、映画『ラッキー』、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』に次いで前売り率3位に上がった。だが、この映画を上映する所は3大マルチプレックスをすべて合わせても100カ所に満たない。13日基準でCGVとロッテシネマはそれぞれ26カ所、メガボックスは40カ所で『自白』を上映する。CGVの場合、『自白』と同じ日に封切りされる『バスティーユ・デイ』、『アカウンタント』、『春夢』は、前売り率ははるかに低いが3~5倍の上映館を配分している。上映時間帯も多様性映画館を除けばほとんどが深夜や午前に集中している。

 CGV側は「収益性を根拠に決定されただけで、政治的に解釈しないで欲しい」と説明した。チョ・ソンジン広報チーム長は「映画の認知度と観客観覧意向など種々の資料を見て上映館を決めるが、あえて比較するならば今上映中の独立映画『宇宙のクリスマス』とほとんど同等の水準だ。もし週末にも座席占有率と前売り率が上がるならば、上映館を拡大する計画」と明らかにした。ロッテシネマ側も「当初は31カ所での上映を約束していて後から26カ所に減らしたのは事実だが、個別劇場の事情に過ぎず他意はない。前売り率を重視している。上映館を増やすために努力する」と話した。

 しかし『自白』の製作会社側は「初期に上映館を配分せずに興行を遮断する意図ではないか」として反発している。チェ・スンホ監督は『ダイビングベル』の時は予告篇の照会数が少ないという理由で上映を拒否したCGVが、今回は認知度を問題にしている。そうは言っても、『自白』が他の映画より認知度が低いという主張は的外れだ。権力の顔色を見ていると考えざるをえない」と話した。

9月28日、ソウルの大韓劇場で開かれた『自白』事前試写会の様子=at9 Film提供//ハンギョレ新聞社

ナム・ウンジュ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-10-13 16:50
http://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/765538.html 訳J.S(1272字)

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue