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“慶州放廃場(放射性廃棄物処理場)敷地 岩盤軟弱 工事中断を”

https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/368395.html

原文入力:2009-07-29午前07:13:48
チョ・スンス議員,環境団体,不良地質調査 隠蔽主張

イ・ワン記者,チェ・ウォンヒョン記者

知識経済部は28日敷地安全性問題により完工時点が3年間後送りされた慶州放射性廃棄物処理場(放廃場)建設と関連し「安全性に異常はない」と発表した。しかし環境団体らは4年間公開されなかった調査報告書を根拠に「安全性に問題がある」として放廃場工事中断と地質調査の追加実施を要求した。

知識経済部はこの日「慶州放廃場の工期が30ヶ月遅れた理由を糾明するために、4週間にわたり真相調査を行った結果、この間の敷地調査が適正であり放射性廃棄物処分の安全性にも異常がないことが明らかになった」と明らかにした。しかしチョ・スンス進歩新党議員と環境運動連合などの環境団体はこの日国会で記者会見を行い「4年ぶりに公開された政府の慶州放廃場敷地調査報告書を確認してみれば、放廃場敷地の岩盤状態が予想とは異なり不安定で軟弱なことが分かった」として「政府が廃棄場建設のために問題を隠して一方的に政策をゴリ押ししてきた」と主張した。

ヤンイ・ウォンヨン環境運動連合未来企画チーム長は「初めての調査報告書を作る時、4ヶのボーリング孔だけ開け4ヶ月間で地質安全性可否を確認した」として「短い期間に不十分な調査だけで慶州が放廃場敷地に選ばれ、その後の調査でも岩盤に問題があることがあらわれている」と話した。チョ議員は「放廃場として適合しないという調査結果が出ているにも関わらず政府はひとまず工事を進行し施工技術で問題点を補完しようとしている」として「追加的な地質調査と工事過程に対する透明な公開が必要だ」と主張した。

政府は2005年4月から4ヶ月間、慶州市など4ヶ所の放廃場候補地に対して地質調査を行った後、4ヶ所とも放廃場用地として適合するという結論を下し住民投票を経て慶州市,陽北面,ポンギル里を廃棄場敷地と決めた。しかし知識経済部は去る6月、敷地安全性問題が大きくなるや完工時期を今年の末から2012年に3年延長した後に大韓地質学会に真相調査を任せた。

イ・ワン,チェ・ウォンヒョン記者wani@hani.co.kr

原文: 訳J.S