登録 : 2016.08.03 22:41 修正 : 2016.08.04 11:32

6日のシドニーを皮切りに9日には軍浦、14日には金浦・務安など 
少女像・記念碑はすでに国内40か所、海外11カ所に建設 
挺対協「1~16日、第4回世界日本軍『慰安婦』記念日週間」を宣言 
日本大使館前の平和路で世界連帯集会と蝶文化祭を開催予定

ソウル城北区東小門洞にある地下鉄漢城大入口駅の6番出口近くのカロ公園にある韓中平和の少女像=キム・ボンギュ先任記者//ハンギョレ新聞社
 安倍晋三政権が日本軍「慰安婦」被害者問題と関連した12・28合意を根拠に、朴槿恵(パククネ)政権に駐韓日本大使館前の「平和の少女像」(少女像)の撤去・移転を事実上圧迫しているが、国内外では少女像がさらに増えている。光復節と「世界日本軍『慰安婦』記念日」(8月14日)が予定されている今月だけでも、新たに10カ所で少女像の除幕式が行われる。まだ除幕式の日程は確定していないが、少女像の建設が進められている地域も、確認されただけで20カ所に達する。

 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)で少女像の関連業務を担当している活動家のリュ・ジヒョン氏は今月2日、「6日にオーストラリアのシドニーを皮切りに、8月だけで国内外の10カ所で『平和碑』(少女像の正式な名前)の除幕式が執り行われる」と明らかにした。 リュ氏は「これらの銅像の建立には、いずれも駐韓日本大使館前の平和碑を作った彫刻家のキム・ウンソン、キム・ソギョン夫妻がかかわっている」とし、「他の作家が銅像作りに参加しているところまで加えると、さらに増加する可能性がある」と付け加えた。

8月中に少女像の除幕が確定した地域(10カ所)。=資料::韓国挺身隊問題対策協議会//ハンギョレ新聞社
 8月に予定された少女像の除幕式のスタートを切るのは、シドニーの韓国人社会が主軸となっている「シドニー平和の少女像建設推進委員会」だ。6日、シドニーの韓人会館で慰安婦の被害者ハルモニ(おばあさん)のキル・ウォンオクさんやユン・ミヒャン挺対協共同代表、イ・ジェミョン城南(ソンナム)市長などが参加するなかで除幕式を行う。少女像は1年間、韓国人会館に設置された後、シドニーにあるアッシュフィールド連合教会(ビル・クルーズ牧師)に移転される。シドニーの少女像は日本(1カ所)、米国(9カ所)、カナダ(1カ所)に続き、海外では12番目の少女像(記念碑を含む)だ。日本側は、シドニーの少女像の建立を白紙化させるため、「北朝鮮関連政治活動家」が介入した「日米豪の同盟の結束を弱めようとする中国共産党の工作の一環」と主張したと、1日、オーストラリアのABC放送が報じた。

 国内では9日、京畿道軍浦(クンポ)市堂井公園を皮切りに、14日には全羅南道道庁、金浦(キムポ)、烏山(オサン)で、15日には論山(ノンサン)、九老駅、常緑樹駅、黒石駅で、20日には始興(シフン)で少女の銅像の除幕式が開かれる。少女像の建設は、全羅南道や全羅南道議会、軍浦市など一部の地方政府や地方議会がかかわっている場合もあるが、ほとんどは地域市民社会の募金で進められてきた。

 国内外で最初に建てられた少女像は日本大使館前の平和路に設置された「平和の少女像」で、2011年12月14日に水曜集会1000回を記念し、「被害者に捧げると共に、正しい歴史認識の確立するため」建立された。これまで国内で40カ所、国外で11カ所の合わせて51カ所に少女像(記念碑を含む)が設置された。国内では2007年5月26日、慶尚南道河東(ハドン)平沙里公園の翠澗林に「日本軍『慰安婦』被害者ハルモニのチョン・ソウンさん追悼委員会」が建てた「平和の塔」が、慰安婦被害者のための最初の造形物であり、海外では2008年9月7日、日本の沖縄県宮古島に韓日市民社会が共に建立した記念碑が最初である。

 少女像建設の推移を見ると、2007年に1カ所、2008年に1カ所、2010年に1カ所など、国内外で断続的に行われてきたが、2011年に日本大使館前の少女像が建てられて以来、2012年に3カ所、2013年に5カ所、2014年に11カ所、2015年には23カ所に、急速に増えている。今年に入り釜山(プサン)草邑(チョウプ)洞など5カ所に少女像が新たに建てられ、今月中に除幕式が行われる予定の10カ所に、建立を進めている20カ所まで加えると、2015年の2倍近くになる見通しだ。

 リュ・ジヒョン氏は「昨年は光復70周年を記念し、平和碑が多く建立された」、「当初、今年は設立の勢いが衰えると予想したが、韓日政府の12・28合意以降、むしろ増加する傾向にある」と指摘した。リュ氏は「平和碑はただ過去の日本の戦争犯罪を忘れないということだけでなく、今後も戦争と戦争犯罪があってはならないという意志と誓いを込めた造形物」としたうえで、「12・28合意以降、さらに多くの人たちがこの問題を忘れないでずっと記憶しようとする努力が大切だと思っているようだ」と語った。

 挺対協は1~16日を「第4回世界日本軍『慰安婦』記念日週間」に決め、日本大使館前の平和路で世界連帯集会(10日)と蝶文化祭(14日)を開催するなど、「12・28合意の無効」と「日本軍『慰安婦』問題の正しい解決」を求める連帯活動を行う計画だと明らかにした。 「記念日」は、1991年8月14日、「慰安婦」被害を国内で初めて公に証言した故キム・ハクスンさん(1924年10月20日~1997年12月16日)の意志を受け継ぎ、正しい問題解決に向けて努力しようという意味で2012年11月、台湾で行われた第11回日本軍「慰安婦」問題解決に向けたアジア連帯会議で決議し、宣言したものだ。

イ・ジェフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-08-02 16:49

http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/754852.html?_fr=mt2訳H.J

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