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THAADに憤慨する星州郡民、21日にソウルで大規模な抗議集会

登録:2016-07-17 23:54 修正:2016-07-18 07:01
非常対策委員会、闘争委員会に転換…国会に代表団を送り 
議員・郡守にセヌリ党からの離党求める 
ソウルでは青少年と若者200人が街頭行進 
「平和脅かすTHAAD配備撤回せよ」」
星州郡民が17日、郡庁前で6日連続のキャンドルデモを行った。12日夜に約300人で始まった参加者数は16日には約2500人に増えている。写真は14日夜、星州郡庁前で開かれたキャンドルデモ=星州郡庁提供//ハンギョレ新聞社

 人口約4万6500人の小都市、慶尚北道星州(ソンジュ)郡で高高度防衛ミサイル(THAAD<サード>配備に反対する声がますます高まっている。黄教安(ファンギョアン)首相が15日に「後の祭り」となった電撃訪問を行ったことが、群民の怒りを煽ったうえ、警察が生卵と水の入ったペットボトルが投げつけられたことに対する本格的な捜査に着手し、反発が高まっている。 21日には星州郡民数千人がソウルで大規模な集会を開くことにした。

 「THAADの星州配備に反対する汎国民非常対策委員会」(非対委)は16日、「THAADの星州配備を阻止する闘争委員会」(闘争委)に切り替わった。従来の非対委を拡大再編し、THAAD配備の阻止に向けた長期的な闘争に入ったのだ。闘争委はイ・ジェボク非常対策委員長にチョン・ヨンギル慶尚北道議員、ペク・チョルヒョン星州郡議員、キム・アンス慶尚北道もエコ農業家会長が加わり、4人の共同委員長体制で構成された。闘争委は「平和デモを通じてTHAAD配備が撤回されるまで闘争し、住民を無視した卓上の空論と行政手続きの問題に対する法廷闘争を進める」と決議した。

 闘争委員会は19~20日、国会対政府緊急懸案質問に郡民代表団を送り、21日には大規模な上京抗議集会も準備している。 また、星州が選挙区のイ・ワンヨン議員とキム・ハンゴン郡守にセヌリ党からの離党を求めた。

 星州郡民は17日、郡庁前で6日連続でキャンドルデモを続けた。12日夜、約300人から始まった参加者数は15日には約1000人に、16日には約2500人に次第に増えている。闘争委が郡民たちを対象に進めているTHAAD配備反対の署名も1万人を超えた。父兄と学生たちは14日から星州郡庁の前でリレーデモを行っている。

 ソウルと仁川(インチョン)でも同日、THAAD配備に反対する集会が開かれた。「THAAD配備の撤回を求める青年学生緊急行動」のメンバー約200人は、ソウル龍山(ヨンサン)区の戦争記念館から鍾路(チョンノ)区の米大使館前まで「星州郡民を弾圧するな」「星州郡民みなさん、最後までお供します」「マクワウリをダメにするな」などと書かれたフランカードを掲げ、マクワウリとミサイルの形の仮面をかぶって街頭行進を行った。星州のマクワウリ農家の娘だというイ・ボミさん(27)は「まわりのお年寄りたちは『星州に良くないものは他でも良くない』と言っているのに、マスコミには星州郡民が『星州でなければどこでもいい』と言っているかのように報じており、なんとももどかしい。平和を脅かすTHAAD配備自体に問題がある」と語った。「仁川平和都市づくりネットワーク」のメンバー約30人も、富平(プピョン)米軍基地の正門前で「国民を脅かし、安保を不安定にする、米国だけのためのTHAAD配備決定撤回のための仁川市民行動」を宣言し、抗議のパフォーマンスを行った。

 星州郡民らは、警察の捜査について「居直り」と反発し、「郡民の暴力」に焦点を合わせた世論攻勢を警戒している。これと関連し、闘争委のイ・ジェボク共同委員長が17日、聯合ニュースとのインタビューで「(15日の)暴力事態は外部の者が介入したことも1つの原因になっている。いわゆるデモ隊が潜り込み、純粋な群衆心理を利用したところがある」と主張し、波紋が広がっている。ペク・チョルヒョン共同委員長は、ハンギョレとの電話インタビューで「星州郡民ではない人たちが何人かいたが、共に民主党側の人物などもいたようだ。彼らはバスがトラクターに阻まれた直後、(午後1時30分に)全員が現場を去った」と話した。

 これに対して慶尚北道警察庁の関係者は「外部勢力が介入したかどうかは現在全く確認されていない。現在は映像証拠を通じて事件関係者を分析している」と話した。

星州/キム・ヨンドン、キム・イルウ記者、パン・ジュンホ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-07-17 21:26

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/752716.html 訳H.J

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