登録 : 2016.05.02 23:09 修正 : 2016.05.03 06:27

「過度な規制」批判により例規改正 
私服着用時のみ…結婚と喫煙は禁止

陸軍士官学校の卒業式//ハンギョレ新聞社
 家で法事を行い直帰する場合でも酒は禁止なのか。 ようやく士官学校生が飲酒を禁じた生徒規律と韓国固有の伝統の狭間で悩む必要がなくなった。

 韓国陸海空軍の士官学校が今学期から生徒の学校外での飲酒を許容した。 軍関係者は2日「各軍士官学校で昨年末『校内活動、公務実行、生徒服着用中でない場合には自律的に飲酒できる』ように士官学校生生活例規を改正し、今年の新学期から適用している」と明らかにした。 外出や外泊の際に私服で酒を飲む行為は禁止されないという意味だ。

 今回の措置で飲酒、喫煙、結婚を禁じる士官学校のいわゆる「3禁制度」に変化がおきることになった。 この関係者は「酒を飲むにしても生徒の品位を傷つけない範囲で飲むことは当然で、士官学校に入学しても年齢基準で未成年者である生徒は酒を飲むことはできない」と話した。 このような規定は3軍の士官学校に共通適用され施行されている。

 軍当局と士官学校側は「3禁制度」を若い生徒の厳格な節制力と忍耐力を象徴するものとして評価してきた。 だが、社会の一部からは民主社会に相応しくない過度な他律規制という批判が絶えなかった。 軍当局者は「当初3禁制度は米国で禁欲主義的ムードが強かった時期に、肉体的・精神的に強靭な青年将校を育てることを目的に米国のウェストポイントなどの士官学校に導入されたことが韓国にも影響を与えたと理解する」と話した。

 軍当局は2013年から3禁制度の緩和を検討してきた。 軍当局は同年5月に陸軍士官学校で初めての校内で性的暴行事件が起き、8月には国外探訪中の陸軍士官学校生徒の飲酒および買春事件が起きるなど、生徒の逸脱行為が相次いだため、「陸軍士官学校制度・文化革新タスクフォース(TF)」を設け、士官学校生生活例規検討作業を進めてきた。 軍当局者は「飲酒許容など今回の生活例規変更は、規制中心から“社会的通念”に則り決めるという基本原則で行われた」と話した。

 しかし3禁制度のうち喫煙と結婚については禁止が維持される。 禁煙は健康のために喫煙を否定的に見る時代の雰囲気が反映された。 軍当局者は「特に強靭な体力の青年将校を育てなければならない士官学校では喫煙はそぐわない」と話した。

 事実婚を含む結婚は依然として禁止されるが、異性交際は比較的幅広く許される。 これは、昨年5月に陸軍士官学校の生徒が週末外泊時に結婚を約束したガールフレンドと性関係を持ったという理由で退校措置されたことは私生活の侵害であり違法という大法院(最高裁)確定判決が下されるなど変化した社会通念を反映したものだ。 軍当局者は「外国の大多数の士官学校にも結婚禁止規定がある」として「団体生活など厳格な秩序が必要な生徒教育の特殊性を考慮したと理解する」と話した。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-05-02 19:35
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/742173.html 訳J.S(1327字)

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