登録 : 2016.03.31 23:54 修正 : 2016.04.01 08:48

高齢者965万人…20~30代は937万人
急速な高齢化に青年就職難が重なる
老後の備えが不足するベビーブーム世代
定年後も仕事を続けることも原因
平均年齢も44.4歳に

 労働市場で50歳以上の就業者が初めて20~30代の就業者数を超えた。 高齢化社会の影響で50歳以上の人口が増えたことも原因だが、ベビーブーム世代(1955~1963年生まれ)が定年後も仕事を続け、青年の就職難が深刻なことも影響を及ぼした。 労働市場が高齢化し韓国の労働者の平均年齢も44.4歳まで高まった。

年齢帯別就業者比率の推移(資料:統計庁)//ハンギョレ新聞社

 31日に発表された統計庁資料によれば、昨年20~30代の就業者数は936万9千人で、就業者全体の36.1%を占めた。 一方、50代以上の就業者数は965万5千人(37.2%)で、20~30代の就業者より28万6千人多かった。 50代以上の就業者数が20~30代を超えたのは関連統計を出し始めた2000年以後初めてだ。

 2000年には20~30代の就業者(1063万人)は50代以上の就業者(486万人)より2倍以上多かった。 就業者全体の50.2%が20~30代であった。 2011年までは20~30代の就業者が50代以上より100万人以上多かったが、その格差が一貫して縮まり昨年ついに逆転した。

 高齢化の影響が最も大きかった。 50歳以上の人口は最近15年間で788万2千人も増えた反面、20~30代は逆に192万2千人減った。 高齢人口が増えたため、就業者も高齢層を中心に再編されている。 昨年、就業者総数は33万7千人増えたが、60歳以上の就業者増加幅が17万2千人で、全年齢帯で最も高かった。 50代の就業者も14万9千人増えた。 問題は仕事の質が良くないことにある。 60歳以上の賃金労働者の場合、非正社員が131万7千人で正社員(63万8千人)より2倍以上多い。

 寿命は延びているが社会安全網は脆弱で老後の備えが充分でなく、ベビーブーム世代が定年退職後にも働き続けていることも影響を与えた。 昨年の高齢者統計によれば、高齢層(55~79歳)のうち将来も仕事をすることを望む比率は61%にもなった。 そのうち57%が「生活費の足しにするため」と答えた。 非正社員から正社員、中小企業から大企業への移動が困難であるため、最初の就職から安定した仕事を望む青年層の雇用は振るわない状況だ。 今年2月の青年失業率は12.5%で歴代最高値を更新した。

 労働者の平均年齢も次第に高まっている。 昨年の平均年齢は44.4歳で、1年間に0.2歳高まった。 1999年に初めて40歳を超えた労働者の平均年齢は、2004年41.1歳、2006年42歳、2010年43.1歳と一貫して高くなっている。

キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-03-31 21:32
http://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/737764.html 訳J.S(1317字)

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