最高位公職者の中でも特に大統領府所属の人たちの財産が多い。 朴槿恵(パククネ)大統領と首席秘書官級以上の14人の昨年末の平均財産額は44億2228万ウォン(約4億3千万円)に達する。 義父から巨額の相続を受け400億ウォン(約39億円)台の資産家であるウ・ビョンウ民政首席を除いても、平均で19億2619億ウォン(約1億9千万円)だ。 大統領秘書室、国家安保室、警護室所属の財産公開対象者51人の平均は21億7537万ウォン(約2億1千万円)だ。
朴大統領は3億4973万ウォン増えた35億1924万ウォン(約3億4千万円)を申告した。就任直後の25億5861万ウォンから3年間で9億ウォン余り(約9千万円)増加した。ソウル江南区三成洞の自宅の公示地価が上がり預金も増えた。 預金は自叙伝とエッセイの印税収入を含むと申告した。 年俸2億ウォン余り(約2千万円)も相当部分が貯蓄に回されたと見られる。 米国ホワイトハウスは晩餐費用などの生活費を全額大統領の私費で負担するが、韓国の大統領府はそうではない。
ウ・ビョンウ首席は株式評価額の減少などで15億5845万ウォン(約1億5千万円)減ったが、夫婦名義の預金(157億ウォン)、債権(159億ウォン)、アパートと持ちビルなどの建物(68億ウォン)を保有し、393億6754万ウォン(約38億円)を申告した高位公職者筆頭富豪だ。 2位は文化放送出身のチョン・ヨングク報道官で、55億9728万ウォン(約5億4千万円)の財産を申告した。
ファン・ギョアン首相と長官級要人など27人の平均財産額は17億788万ウォン(約1億7千万円)だった。 ファン首相は昨年より1億475万ウォン減った21億6081万ウォン(約2億1千万円)を申告したが、長男と孫娘の財産告知を拒否した。 判事出身のチェ・ソンジュン放送通信委員長、ソウル大教授のチェ・ヤンヒ未来創造科学部長官、医師のチョン・チニョブ保健福祉部長官などは30億ウォン(約2億9千万円)台の財産を申告した。