登録 : 2016.02.29 23:20 修正 : 2016.03.01 07:20

イラスト //ハンギョレ新聞社

 体感景気が悪化して風俗店が客を引き留めるための「苦肉の策」をとっている。 高価な洋酒を飲ませる“ホストバー”に焼酎が登場したり、プライベートサービスまで提供して常連を引き留める“ルームサロン”も現れた。

 ソウル銅雀区の歓楽街でホストバーを営むK店長は、先日「焼酎あります」というコピーをつけた広告を出した。 彼は今月25日、ハンギョレとの電話通話で「2カ月前から1本5000~7000ウォン(450円~630円)で焼酎を出している。 今までは夏より冬にお客さんが多かったが、今年の冬だけはお客さんが少なかったため」と話した。 K店長は「先日、江南(カンナム)で洋酒の価格を10万ウォン台(1万円弱)で出す業者が登場してから、誰もが一斉に価格競争に走った。 薄利多売で行くしかないと渋々焼酎も出すことにしたけど、実のところ焼酎を飲むお客さんもほとんどいない」と打ち明けた。 売春営業まで行われるホストバーでは、時間当りで計算するいわゆる“テーブル・チャージ”の料金を受け取り利益を出している。 “庶民酒”である焼酎を売ってでもお客さんを増やすのが先決だと集客戦略を変えたのだ。

 ソウルの江南周辺などで企業接待に使われるルームサロンでは、差別化戦略を前面に出して集客を図っている。 「ドットコムバブル(ITバブル)」が全盛だった2000年代初期にすでに高級化された江南のルームサロンでは、1~2年前から「メンバーシップサービス」を強化しているようだ。 匿名を要請したあるルームサロンの関係者は「個人の部屋のように利用することを望む常連客のために、店では売らないつまみを別途注文し、部屋の名前もお客さんの名前に変える形で顧客管理をしている」と話した。 いわゆるプライベートサービスだ。

 一般の飲み屋でも“不況打開”のため多様な活路を模索している。 5~6年前に屋内屋台を中心に男女のお客さんを相手に「テーブルブッキング」が流行したソウル江南の歓楽街では、最近は一杯6000~7000ウォン(550円~630円)の地ビールを3000ウォン台に下げて売る地ビール専門店まで登場した。

チェ・ウリ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-02-29 20:58
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/732661.html 訳J.S(1020字)

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