登録 : 2016.01.15 23:51 修正 : 2016.01.16 07:10

「38ノース」の人工衛星写真判読結果 
原子炉稼動段階に向けて進展

北朝鮮寧辺各施設の人工衛星写真=38ノース//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮が寧辺(ヨンビョン)の核施設団地に建設している実験用軽水炉(ELWR)が、稼動段階に向けて進展を見せているという報告書が出された。 北朝鮮がウラニウム濃縮遠心分離機と5メガワット級原子炉を継続稼動しているという別の報告書も最近出されたが、北朝鮮の核能力増強に対する憂慮が高まるものと予想される。

 米国ワシントンのジョーンズホプキンス大国際関係大学院(SAIS)傘下の韓米研究所が運営する北朝鮮専門ウェブサイト「38ノース」は、今月初めに撮影された人工衛星写真の判読を通じて「最近6カ月間、特に今月に入ってから原子炉の冷却水ポンプ場と連結された水槽に水を供給する水路2本が完工した」と明らかにした。 原子炉を稼働させるためには冷却水の供給が必須であり、水路の完成は原子炉稼動にさらに近付いたと推定できると38ノースは分析した。 冷却水ポンプ場は2011~2012年に完工したと見られる。 また、38ノースは昨年10月に変電施設が完工し、変圧器2台も追加設置されたと判断した。 変電施設と変圧器も電力生産の必須施設だ。

 しかし38ノースは、実験用軽水炉がいつ稼動できるかは予測が難しいと明らかにした。 外部建物の工事は昨年10月の変電所設置を最後に終わったが、内部工事は継続していると見て、軽水炉の稼動に必要な核燃料棒装置組立の成功有無も明らかでないと38ノースは指摘した。

 北朝鮮は電力生産用に実験用軽水炉を作っていると主張しているが、専門家たちは核兵器用プルトニウムの生産施設に転用する可能性があると憂慮している。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2016-01-15 19:10
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/726415.html 訳J.S(833字)

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