登録 : 2015.11.27 09:19 修正 : 2015.11.27 09:19

ティグアンの旧型エンジンで装置を任意設定 
課徴金141億ウォン…認証取り消しへ 
国産車にも調査拡大…国土部も乗り出す

9月末、仁川市にある国立環境科学院の交通環境研究所の職員が、排出ガス不正が疑われるフォルクスワーゲングループのディーゼル乗用車4車種に対する環境部の認定試験の再検査を控えて予備走行の準備をしている=仁川/キム・ボンギュ記者//ハンギョレ新聞社
 韓国で輸入販売されたフォルクスワーゲングループの一部軽油乗用車にも、米国と類似した排出ガス低減装置による不正が確認されリコール命令が下された。

 環境部はフォルクスワーゲングループが2008年以後に韓国に輸出して販売した軽油乗用車のうち、旧型EA189エンジンを装着したティグアンのユーロ5基準認証車両で、走行中の排出ガス再循環装置(EGR)作動を故意に中断させる任意設定が再び確認されたと26日明らかにした。環境部はすでに23日、今回の不正が確認されたティグアンに装着されたものと同じEA189エンジンを付け国内で販売されたフォルクスワーゲンとアウディの15車種12万5522台すべてに対しリコール命令を、輸入されたがまだ販売されていない車両466台に対しては販売停止命令を下した。該当車種はジェッタ2.0 TDI、パサート2.0 TDI、Q5 2.0 TDI、ゴルフ2.0 TDI、ビートル2.0 TDI、A4 2.0 TDI、A6 2.0 TDI。

 環境部はフォルクスワーゲンコリアに認証を受けた内容と異なる自動車を製作・販売した理由で141億ウォン(約15億円)の課徴金を賦課し、車両認証を取り消すための手続きを開始したと付け加えた。課徴金の141億ウォンは排出ガス認証規定違反に対する課徴金としてはもっとも大きい。

 環境部のリコール命令により、フォルクスワーゲンコリアは来年1月6日までに任意設定車種に対する排出ガス改善方案を含むリコール計画書を環境部に提出しなければならない。これに対しアウディコリアとフォルクスワーゲンコリアは「問題になった車両のリコール方方式と消費者補償計画はまだ決まっていない」と明らかにした。

 環境部は今年9月、米国でフォルクスワーゲングループの一部軽油乗用車の車種の排出ガス低減装置ソフトウェア不法操作が発覚した後、フォルクスワーゲンのティグアン、ゴルフ、ジェッタ、ビートル、アウディA3の6車種7台を選び排出ガス操作を調査してきた。ホン・ドンゴン環境部交通環境課長は「ティグアンを除く残り5車種6台では任意設定は確認されなかった」と話した。これら5車種にはすべてEA288新型エンジンが搭載されている。

 環境部は来月からは現代、キア、サンヨンの国内メーカーを含む軽油乗用車製作する国内外の16社の代表車種を一つずつ選んで追加検査を行うと明らかにした。

 環境部の今回の調査結果により、国土交通部もフォルクスワーゲン車両の公認燃費(申告燃費)に問題があるか調査することにした。国土部はまず、排出ガス低減装置の操作が確認されたフォルクスワーゲンのティグアン(ユーロ5)車両の排出ガスと燃費情報を環境部から受け取り、公認燃費と関係があるか調査することにした。通常、自動車製作会社が申告した公認燃費より実際の燃費が5%以上低ければリコールを命令し、課徴金を払わせる。国土部は該当するティグアン車両の燃費に問題点が発見されれば、同じエンジンを付けているパサット、CC、ビートルなど他のフォルクスワーゲン車両の燃費も追加で調査し、問題点が発見されれば是正命令、課徴金賦課をする方針だ。是正命令を受けた車両に対しては是正後の燃費まで調査する計画だ。

キム・ジョンス先任記者、パク・ヒョンジョン、キム・キュウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-11-26 22:06

http://www.hani.co.kr/arti/economy/car/719287.html訳Y.B

関連記事
  • 오피니언

multimedia

  • most viewed articles
    • hotissue