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韓米首脳会談で韓国のTPP参加を肯定的に検討

登録:2015-10-17 07:10 修正:2015-10-17 08:21
韓米関係共同声明書採択
米国を公式訪問中の朴槿恵大統領が15日(現地時間)、ワシントンの商工会議所で開かれた第27回韓米財界会議で演説している=ワシントン/AP聯合ニュース

 朴槿恵(パク・クネ)大統領とバラク・オバマ米国大統領は16日(現地時間)午前、韓米首脳会談を持ち、韓米同盟強化、環太平洋経済パートナー協定(TPP)参加問題など両国の主な協力事項を盛り込んだ「韓米関係現況共同説明書」を採択した。今回の共同説明書は昨年4月以後2度目に採択されたもので、韓米同盟強化▽交易および経済関係深化▽地域協力▽新しい協力分野(ニューフロンティア)▽人的交流強化など包括的な協力および方向を含む。

 両国は韓米同盟に関連し、韓国に対する米国の防衛公約を確認して、同盟の現代化および連合防衛態勢強化を持続することで合意した。両国はこのため外交・国防長官級の2+2協議を定例化することにした。両国は交易および経済関係を深化させることに合意し、このため韓米自由貿易協定(FTA)履行状況を評価する一方、環太平洋経済パートナー協定(TPP)に対する韓国の関心に対し米国が歓迎意思を明らかにした。朴大統領は前日の国際戦略問題研究所(CSIS)での演説で、「韓国はTPP妥結を歓迎しており、韓国はTPPにおいても米国の自然なパートナー」と参加意志を公式化させていた。両国はまた、両国のマクロ経済政策に対する理解を高める一方、創造経済関連協力拡大、両国間の高位級経済協議会の再開などでも合意した。

 地域協力と関連して、米国は朴大統領の「北東アジア平和協力構想」に歓迎を表明し、そうした対話が地域内の信頼を構築して多様な域内の挑戦に対処することに寄与することができると評価した。また、韓米日協力を拡大する一方、韓日中協力を強化するよう努力し、3カ国首脳会議に対しても歓迎意思を表明した。

 両国はテロ・暴力的極端主義への対応協力などグローバルパートナーシップを強化することにし、特に宇宙協力、保健安保協力、サイバー安保、気候変動な“新しい協力分野”(ニューフロンティア)も深化させていくことで合意した。これと共に文化財返還や青年交流協力など人的交流も活性化することで合意した。

ワシントン/チェ・ヘジョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015-10-17 03:14

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/713253.html?_fr=mt1 訳Y.B

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