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韓日市民が力合わせ「植民地歴史博物館」建立を推進

登録:2015-10-12 03:15 修正:2015-10-12 07:07
女性独立活動家オ・ヒオク志士が12日、ソウルの大韓民国歴史博物館で開かれた「独立に向けた女性の英雄たちの行進」特別企画展で文在寅・新政治民主連合代表(右から)、金武星セヌリ党代表などとともに安重根義士の母親に関する案内文を見ている=イ・ジョンヨン先任記者//ハンギョレ新聞社

 韓国と日本で「歴史論争」が続く中、両国の市民社会が力を合わせ、日本の侵略と収奪の記録を保存する「植民地歴史博物館」(仮称)建立に乗り出した。

 民族問題研究所は、「来年8月に開館を目指し、国内の歴史団体と日本の約30の市民団体が共に植民地の歴史を専門的に展示する博物館の建立作業に着手した」と11日明らかにした。この博物館には、民族問題研究所が所蔵している植民地の歴史に関連する4万点近い遺物と共に、親日人名辞典の編纂と日本軍慰安婦集団訴訟などで集まった数百万件の資料が整理され所蔵される予定だ。チョ・セヨル事務総長は、「植民地歴史博物館は単なる展示スペースではなく、国際社会が過去の歴史清算と関連して交流し協力するハブになるだろう」と述べた。日本では来月14日、日本の歴史・市民団体30カ所が博物館建設のための会議を発足する計画だ。これらの団体は、博物館の建設資金の調達と日本国内で研究された日本の植民地犯罪関連資料の収集などの活動を行う。

ホ・スン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-10-11 19:55

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/712322.html 訳H.J

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