本文に移動

映画館では『暗殺』、ネット動画では“親日清算”が人気

登録:2015-08-17 23:54 修正:2015-08-18 08:33
 地上波放送が知らぬフリした主題
 ニュース打破「親日と忘却」100万人がアクセス
 ハンギョレTV「反逆史」も注目集める
左からニュース打破の「親日と忘却」、ハンギョレTVの「反歴史」 //ハンギョレ新聞社

 光復70周年を迎え、地上波放送など既成放送が注目しなかった「親日清算」等の主題に光を当てた映像物がオンラインで人気を博している。

 「探査ジャーナリズム」の旗を掲げるインターネット代案メディア『ニュース打破』は今月6~14日、「親日と忘却」(写真左)という4部作のインターネット放送コンテンツ(815.newstapa.org)をオンラインで流した。取材陣は2009年に「親日反民族行為真相究明委員会」が確定した親日派1006人の子孫を多角的に取材し、彼らが現在どのように暮らしているのか、どのような教育を受け、職業は何か、親日派として公認された先代に対する意識はどうかなど報道した。 ニュース打破は「17日午前まで自社ホームページ、フェイスブック、ポッドキャスト放送、ユーチューブ、カカオストーリーなど多彩な通路を通じて100万人近くがこのコンテンツに接したと把握している」と明らかにした。

 その内容を見れば、韓国社会が漠然と持っていた親日派の子孫に対する通念、すなわち「親日派の子孫が依然として裕福に暮らしている」ことが現実であると確認できる。取材陣が確認した親日子孫の所有住宅475棟のうち、43%がソウルの“江南(カンナム)3区”にあり、親日子孫の職業も企業役員、法曹人、政治家、教授、医師など高所得職業に集中していた。 謝罪の意向を明らかにしたり親日の事実を否認するなど、親日子孫の多様な声もカメラに収めた。 ニュース打破側は「これら子孫たちとの対話を通じて、解放70年が過ぎた時点で“親日清算”の真の意味は何かを熟考し、韓国社会の構成員間の和解を引き出す端緒を用意しようとした」と企画の趣旨を明らかにした。

 ハンギョレのインターネットTVサービス『ハンギョレTV』が解放70周年を迎えて出した2部作『反・逆・史1945~2015』(hanitv.com/183591・写真右)でも、やはり清算されざる過去に足をとられた韓国社会の現実を見せるコンテンツだ。 反民族行為特別調査委員会(反民特委)委員長だったキム・サンドクの息子キム・チョンユク氏の証言を始め、反民特委を無力化した親日附逆(反民族行為)の警察勢力が独立運動勢力を弾圧し独裁に賦役した「公安勢力」になった韓国現代史の主要矛盾を集中的に照明した。13日夜にホームページに上がった後、17日午後3時現在ユーチューブの累積アクセス数が5万に迫るなどネチズンの関心を引いている。

チェ・ウォンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/704861.html 韓国語原文入力:2015-08-17 21:25
訳J.S(1275字)

関連記事