困難を克服して感動を与えてくれたユニバーシアードの選手たちが、貴重なプレゼントを持参して帰国する。
SK C&Cは13日、光州(クァンジュ)金大中(キム・デジュン)コンベンションセンターでパク・ジョンホ社長やクロードルイ・カルリエン国際大学スポーツ連盟会長が参加する中、貧困、災害、病魔、障害を克服して2015年光州夏季ユニバーシアードに参加し善戦した8人に、幸福奨学金を授与した。
受賞者の中には、破れた運動靴を縫い合わせて申告出場した陸上のペルロン・ポルデ(25、バルバドス)、お金がなくて手術を受けられずにいる母親のため成功を夢見て韓国でテコンドー留学中のハリモバ・モフル(20、タジキスタン)、国際規格のプールがなく川で訓練した水泳のパプ・ゾンガ(17、ガンビア)が含まれる。大地震で装備が壊れたなか大会に参加したフェンシングのサンジプ・ラマ(19、ネパール)、団長・コーチもなく単独で大会に参加したテコンドーのマルカンソン・アルティドル(27、ハイチ)も困難な状況で闘魂を発揮して受賞者に選ばれた。この他に、標的に集中するため補聴器をとって競技にでた聴覚障害2級射撃選手のキム・コウン(20)、睾丸癌を克服して最も難しい陸上10種競技で金メダルを勝ち取ったトーマス・パンデル・プルレセン(25、ベルギー)、右腕リムプ癌を患いながら出場したフェンシングのサイモン・ケイファン(22、オーストラリア)も奨学金受恵者になった。大会参加選手たちの心臓疾患予防と健康増進のためのプログラムに献身的に参加したバレーボールのアナスタシヤ・チェルヌハ(20、ウクライナ)は特別賞を受けた。
SK C&Cは国際大学スポーツ連盟の未来記者養成プログラム「ヤングリポーターズ」に参加した国内外の学生24人にも感謝盃と奨学金を与えた。SKはユニバーシアード組織委員会とマスコミに紹介された選手たちの話に基づきフェイスブックのインターネットユーザー投票と専門家審査、記者団投票を総合して受賞者を選定した。
韓国語原文入力:2015-07-13 19:18