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全州市の「平和の少女像」建立募金、目標の2倍達成

登録:2015-07-03 00:31 修正:2015-07-03 05:58
4月28日に「平和の少女像建設市民推進委」が全州市豊南門前で募金開始を知らせる記者会見を行っている//ハンギョレ新聞社

 今年8月に全羅北道全州(チョンジュ)市の豊南門(プンナンムン)広場に建てられる「平和の少女像」建立募金が当初の目標額の二倍を超えた。

 「平和の少女像建設市民推進委員会」が4月28日から7月1日まで2カ月間にわたり募金運動を行った結果、当初目標額5000万ウォン(約550万円)の2倍を軽く超える1億1682万9860ウォンが集まったと2日明らかにした。 「全羅北道一つの民族」など全羅北道地域の66団体が参加した推進委員会は当初、5000人が1万ウォンずつ募金して5000万ウォンの基金を作る予定だったが、6059人が参加して目標額を超過したと説明した。

 平和の少女像は今年で第2次世界大戦終戦および光復(解放)70周年をむかえて、戦争と植民支配の傷を記憶し平和・人権の大切さを心に刻み未来の希望を作るために推進している。 ムードを盛り上げるために5月30日には慰安婦被害者と共にする平和コンサートが開かれた。 8月13日には全州市の韓屋村(ハノク マウル)に近い豊南門広場に建てられ、基金を拠出した人の名前を少女像の周囲に刻み記録に残す予定だ。

 パン・ヨンスン市民推進委員長は「熱い声援に感謝を申し上げ、市民の念願に沿って平和の少女像を建設し、過ぎた歴史を記憶し平和な未来を望む空間にすることを約束する」と話した。

パク・イムグン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/698657.html 韓国語原文入力:2015-07-02 20:07
訳J.S(687字)

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