韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)は25日、日本軍慰安婦被害者ハルモニ(お婆さん)のキム・ヨンヒさん(83)が亡くなったと発表した。キムさんは前日の夜10時頃、京畿道・龍仁(ヨンイン)の病院で、老衰で死亡した。
12歳で当時小学校5年生だった1944年、日本人校長によって勤労挺身隊として送り出されたキムさんは、日本の富山県の飛行機付属品工場で働いていたが、その後、青森県の慰安所に連れて行かれ、7カ月間慰安婦としての生活を余儀なくされた。解放後、帰国して一人で暮らしてきた。
今月11日には、慰安婦被害者ハルモニのキム・ダルソンさん(91)とキム・ウェハンさん(81)が相次いでこの世を去った。政府に登録された慰安婦被害者238人のうち生存者は49人に減った。
韓国語原文入力:2015-06-25 20:23