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韓国外相「韓日の3大争点は慰安婦・安倍談話・世界遺産」

登録:2015-05-31 21:54 修正:2015-06-01 11:34
 ユン・ビョンセ外交長官「関係改善の3大ポイント」示す
 日本側の誠意ある姿勢を求める
ユン・ビョンセ外交長官 //ハンギョレ新聞社

 ユン・ビョンセ外交部長官が韓日関係改善の3大ポイントとして、日本軍慰安婦問題と日本強制徴用施設のユネスコ世界文化遺産登載、8月中旬の「安倍談話」を挙げた。

 ユン長官は5月29日の記者懇談会で「両国関係をより改善するための努力をどのように進展させるつもりかと訊かれるが、相当な関心を持って努力している」として「慰安婦問題でどんな進展を導き出せるか、6月末~7月初めに決定される日本の世界遺産登載問題と関連して韓国の正当な憂慮がどのように反映されるか、8月中旬にある安倍晋三首相の談話の内容がどうなるか、の三点を重要ポイントと見ている」と話した。 これは両国首脳会談など関係進展のために日本側がこれらの問題で誠意ある態度を見せることを促したものと分析される。

 一方、6月中旬の朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米と関連して、政府高位当局者はこの日「今回の訪米を(“米日新蜜月”の幕を開いたという評価された)安倍首相の4月訪米と比較するような視点で準備することはない」と明らかにした。この当局者は「日本は米日ガイドラインを改定することが主な目標であり、多少“スロー”だった米日関係をアップグレードすることに重点を置いたとすれば、韓国は(すでに)公告した韓米同盟を基礎にさらに跳躍させる、そのような視点で見ている」と話した。

キム・ウェヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/693611.html 韓国語原文入力:2015-05-31 19:49
訳J.S(750字)

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