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光復(解放)70周年記念事業で上海臨時政府庁舎を再開館

登録:2015-05-28 23:42 修正:2015-05-29 07:47
7月末には京元線南側区間8.5キロメートル連結も
上海臨時政府跡//ハンギョレ新聞社

 中国の上海にある大韓民国臨時政府庁舎を9月に再開館するなど、50の光復(解放)70周年記念事業が確定した。 光復70周年記念事業推進委員会が28日、委員会を開いて議決した「光復70年記念事業推進計画」によれば、9月3日の中国抗日戦争勝利記念日に合わせて上海臨時政府庁舎の再開館行事を推進する。 また、韓中の青年たちが8月から、中国の重慶から臨時政府が移動した経路に沿って上海臨時政府庁舎再開館日に庁舎に到着する1800キロの自転車大長征も行う。 重慶臨時政府庁舎も11月17日に再開館する予定だ。

 統一部門では7月末に江原道・鉄原の白馬(ペンマ)高地から月汀(ウォルチョン)里まで京元線南側区間8.5キロメートルを連結する。光復60周年に行った南北サッカー競技をソウルと平壌で開催する方案も構想中だ。 シルム(韓国相撲)大会とテコンドー示範行事のような民族競技交流事業も北側に提案する予定だ。

 これと共に2013年末に世宗市に移転して現在は空いている旧韓国開発研究院(KDI)ソウル・東大門区の洪陵(ホンヌン)敷地に韓国経済発展館を作る事業も推進される。 企画財政部が2017年の開館を目標に55億ウォン(約6億円)を投じるこの事業については、朴正煕元(パク・チョンヒ)大統領の産業化業績を一方的に美化する狙いではないかという指摘も出ている。

キム・ジフン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/693316.html 韓国語原文入力:2015-05-28 20:05
訳J.S(760字)

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