セウォル号惨事1周年を迎え、ソウル広場で市民4160人がろうそくを持ってセウォル号の形を再現するイベントが進められている。ギネスブックに世界記録として掲載されることを目標とするこのイベントの名は、「世界で最も悲しい挑戦」だ。
民主主義国民行動(代表ハム・セウン神父)とセウォル号惨事国民対策会議は「17日午後7時、ソウル市庁前のソウル広場で遺族や市民など4160人がろうそくを持ってセウォル号の形を再現するイベントを開催する」と9日明らかにした。セウォル号惨事を知らせるために、英国ギネス協会の「人が作った最も大きい炎のイメージ」部門の記録認証を目指す。民主主義国民行動は、「市民が自発的にイベントに参加して4・16セウォル号惨事特別調査委員会の正常化を促し、さらには国際社会にセウォル号惨事の真相究明を訴えるため、イベントを企画した」と説明した。
記録認証のためには、ソウル広場の芝生の中の「Reveal the Truth!」(真実を明らかにせよ!)というフレーズとセウォル号を形取った線の上に、参加者4160人が電池タイプの電子ろうそくを持って並ばなければならない。 「人が作った最も大きい炎のイメージ」部門の世界記録は、2011年、インドネシアのジャカルタで3777人が松明を持って集まったものである。
このイベントを提案したパン・ハクチン民族問題研究所事務局長は「慰安婦被害者たちを追悼する『平和の少女像』を制作したキム・ウンソン、キ・ソギョン作家夫妻の才能寄付で芝生にセウォル月の形を描いている。国楽家イム・ジンテク氏が総監督を務め、画家イム・オクサン氏など、多くの文化芸術家たちが参加している」と話した。
韓国語原文入力: 2015-04-09 15:53