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双龍自動車労使、整理解雇者の復職など本格協議

登録:2015-01-30 01:01 修正:2015-01-30 06:29
最初の実務会合で「4大議題」3時間以上
イ・ユイル双龍自動車社長(左)とキム・トゥクジュン金属労組双龍自動車支部長が大株主であるインドのマヒンドラグループ アナンド・マヒンドラ会長の訪韓を契機に14日、京畿道平沢市七槐洞の本社で会っている。 金属労組双龍自動車支部提供。 //ハンギョレ新聞社

 双龍自動車労使が29日、初の会議を開き、整理解雇者の復職と損害賠償仮差押さえ問題の解決など、「4大議題」について本格的な協議に入った。

 イ・サンウォン双龍自動車労務担当常務とキム・ジョンウン全国金属労組双竜車支部首席副委員長をはじめ、(現在の工場で働く労働者が属している)企業労組である双龍自動車労働組合のカン・ソンウォン副委員長など、「労労社」3者代表3人ずつ9人は同日午後2時、京畿道平沢(ピョンテク)市七槐(チルグェ)洞双龍自動車工場1階の大会議室で交渉を行った。この日の会議は最初の会合にもかかわらず3時間以上にわたって行われた。

 この日の議論は21日、イ・ユイル双龍自動車社長とキム・ドゥクジュン支部長、キム・ギュハン双龍車労組委員長が合意した4つの議題に関連し、今後の議論の方法や日程などを中心に進められた。 △解雇者の復職△双龍自動車支部を相手に提起した損害賠償仮差押さえの撤回△双龍自動車の正常化△26人の犠牲者への支援対策などだ。

 キム首席副委員長は、会合後ハンギョレとの通話で「次回交渉から4大議題についての案を持ってきて時間にとらわれず実質的な議論を進めることにした」とし、「毎週木曜日の2時に交渉が行われる」と述べた。会社はこの席で、会社が議論に乗り出す誠意を強調したと伝えられた。企業労組側は、復職者の範囲を2009年のストライキ前の名誉退職者1600人にまで拡大しようという部分を除き、双龍自動車支部側と意見が大きく異なることはなかった。

 双龍自動車の関係者は、「今日は初めての会合なのでこれから議論を進めるための準備課題などを議論したと聞いている」と述べた。

チョン・ジョンフィ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015.01.29 20:07

https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/675946.html  訳H.J

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