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[ルポ]双龍自動車解雇労働者、青瓦台に向かう抗議の五体投地を警察が阻止

登録:2015-01-12 01:33 修正:2015-01-12 15:47
「双龍車五体投地」最終日
4泊5日の行軍に真っ黒になった腕やお腹...
「解雇者のこと思うと...体よりも心を痛む
全国各地で「煙突デー」の応援
「厳しい冬、煙突座り込み知ってもらいたい」
双龍自動車解雇者の復職と整理解雇撤廃を求め5日目の五体投地行進を続けている金属労組双龍車解雇労働者と連帯団体参加者が11日午前、ソウル中区太平路プレスセンター前を通過している。イ・ジョンヨン先任記者 //ハンギョレ新聞社

 「ドン」という太鼓の音と共に両膝が先に地面に触れた。続いて両手を地面につき全身を伸ばして俯せる。両腕まで地面に投げ出すと、これで「五体投地」一回が完成する。 「ドン」という二回目の太鼓の音で立ち上がった双龍自動車解雇労働者の肘、お腹、膝の部分がまっ黒に汚れていた。 7日から4泊5日間にわたって行われた五体投地が残した痛みが最も激しいところも腕、お腹、膝だった。

光化門広場で「キム・ジョンウクとイ・チャングンが作るチボリに乗りたい」というプラカードを持って1人デモを行っている漫画がカン・ドハさん。//ハンギョレ新聞社

 五体投地の最終日11日は苦難の行軍だった。午前10時45分頃、ソウル市中(チュン)区大漢門(テハンモン)で、大統領府が見える鍾路(チョンノ)区青雲孝子(チョンウンヒョジャ)洞住民センターに向かっていた五体投地団を警察は光化門(クァンファムン)交差点で「交通の妨げになる」との理由で、強制的に歩道の上に引っ張り上げた。光化門広場で再開された五体投地が午後4時頃政府ソウル庁舎前まで続くと、警察は再び彼らの前に立ちはだかった。 50人の五体投地団は夜遅くまで起き上がらず、そのまま地面に伏せた。解雇労働者のコ・ドンミン氏(39)は、「4泊5日間地べたに顔を付けながら、解雇後の苦しみの末に自ら命を絶った同僚たちのことを思った。青瓦台前まで行って整理解雇を解決してくれるよう訴えるまで、このままでは帰れない」と涙声で話した。解雇労働者のキム・スキョム氏(53)も「体よりも心が痛む」と述べた。

自分で作ったプラカードを持ってソウル鍾路区の光化門広場に立つチョンさん。 //ハンギョレ新聞社

 警察に立ちはだかれ冷たいアスファルトの上に伏していた人々に暖かいぬくもりを伝えたのは、煙突スト30日を迎え、全国各地で行われた「煙突デー」の応援だった。 「煙突デー」は、俳優キム・ウィソン氏(50)がTwitterで「11日昼12時自宅に近い電車や駅の前で『イ・チャングン、キム・ジョンウクが作るチボリ(双龍自動車の軽車)に乗りたい』と書いたプラカードを持って認証ショットを撮ろう」と提案して行われた。駅前に立ち「駅前の勇者」と呼ばれた彼らの写真がTwitterやFacebookに次々と載せられた。チョン氏(29)も自分で作ったプラカードを持ってソウル鍾路区の光化門広場に立った。チョン氏は、「時間が経って問題が解決されるどころか、厳しい冬に二人が煙突に上がったのを見てじっとしていられなかった」とし、「応援する人がいることを示したいと思った」と述べた。漫画家カン・ドハ氏も「煙突座り込みを広く知らせたい」とアトリエに近い景福宮(キョンボックン)駅の前でプラカードを持って立っていた。外に出でられなかった市民たちは家の中で家族と撮った応援写真を載せることもあった。

 金属労組双龍車支部のキム・ジョンウク事務局長と一緒に30日目、京畿道平沢(ピョンテク)市、双龍車工場70メートルの煙突に留まっているイ・チャングン政策企画室長は「極限の戦いにもかかわらずなかなか前進しない現実がもどかしいが、多くの方々が応援してくれるのを見ると、明日には希望があるようだ」と述べた。

キム・ミンギョン記者、写真イ・ジョンヨン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力:2015/01/11 20:37

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/673108.html  訳H.J

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