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“国民要求 受け入れなければ戦うしかない”

原文入力:2009-06-09午前08:20:42
“自発的 追慕熱気 続く…
ハンナラ党は国民を全く理解していない”
“民主改革陣営が互いに力を合わせるのは
拍手を受けること…選挙共助も努力しなければ”

パク・チャンシク記者,イ・ジョンエ記者

←チョン・セギュン民主党代表. キム・ジンス記者jsk@hani.co.kr

チョン・セギュン民主党代表は8日、盧武鉉前大統領逝去と関連してイ・ミョンバク大統領の謝罪など5ヶの要求事項を出したことと関連して「国民の要求を政府与党が受け入れないならば当然抵抗し必要ならば戦うほかはない」と話した。チョン代表は9日午後、国会代表室で<ハンギョレ>とのインタビューをしてこういう見解を明らかにした。

-盧前大統領葬儀以後、故人の思いに対する関心と熱気が続く反面、ハンナラ党側では局面を切り替えようとしている。

“私たちの国民の水準はとても高い。誰かがしなさいと言えば追慕をして、するなと言うとしないのではなく、それこそ自発的に追慕熱気が続いている。先ほど(去る5日)ボンハ村に行ってきたが、多くの国民が訪問していたよ。その方たちに誰かが交通費を与えるから行こうと言えば行くでしょうか。ハンナラ党は国民の水準を全く理解していない。”

-政府与党が検察改革などの要求事項を最後まで受け入れないならば。

“国政を円満に運営するためには与野党が競争もして協力もしなければならないでしょう。もし大統領や与党が必要な措置を取らないと言えば、結局民心に逆らうことでこれは国民の意思を敬わないということだ。また国政のパートナーとして野党の立場を無視して独走をするということだ。ブレーキをかけなければならない。まだ具体的な計画を持ってはいないが、もし大統領や与党が一方独走する国政運営を行い政治を行うならば、野党としては当然それに対して抵抗し必要ならば戦う役割を果たすほかはない。”

-民主党次元で盧前大統領再評価事業をすることにした。この前までは盧前大統領と距離を置くような流れだったことに照らしてぎこちなく見えたりもする。

“一角でそのような部分が少しあった。そのような批判に対して受け入れるものは受け入れる。しかし党次元での差別化の試みはなかったし、私もそんなことは全くなかった。とにかく今になって掘り起こすよりは盧大統領が追求しようとした価値をきちんと受け継ぎ実践することが重要だ。”

-ニュー民主党プランも修正することにしたが。

“中道改革であれ中道進歩であれ、あるいは改革だろうが表札をどのように懸けるかの問題でもある。しかし全体的に民主党のアイデンティティというか色は進歩的である面を維持することが良いだろう。”

-4年余ぶりに民主党がハンナラ党より支持率で先んじた結果が出た。戻ってきた支持者をつかんでおく構想があるか?

“第一野党としてイ・ミョンバク政権の失政をきっちり暴くことが重要で、その次に庶民経済とか南北問題とか重要な政策的価値に対してきちんとした政策を作り実践する能力、すなわち有能な政党としての姿を見せ授権能力があることを示さなければならない。”

-昨年下半期‘に ‘代案野党論’ を前面に出しイ・ミョンバク大統領との大統領府会合で融和的態度を見せた時とは変わった感じだ。

“私は変わったとは考えないが観察者が変わったと言うのなら変わったのだ。昨年は執権初期だからイ・ミョンバク政権の失政の程度が今より浅かったこともある。それで野党代表が持つ問題意識や政府与党を牽制し批判する部分が今よりは強度が低かったこともある。しかし、その後民主主義を後退させ公安政局を作り出し(前職)大統領まで政治報復によって死に追いやるなど政権の失政が一層積もった。同じことを考えていても現政権を見る視角や政権を批判する強度は変わりうる。”

-10月の再補欠選挙,来年の地方選挙などで全野党陣営および市民社会陣営と政策連合や選挙連合を推進してみるつもりは。

“民主改革陣営が良い成果を出すために互いに力を合わせることは常に国民から拍手受けることであり、批判を受けることはないとみる。そこで市民社会や色々な政党と政策連合をするために多くの努力をするだろう。選挙共助のような部分も開けておき努力しなければならない。”

-南北関係,北-米関係が心配だ。

“イ・ミョンバク政府が6・15,10・4宣言を否認していることが万病の根源だ。イ・ミョンバク政府が6・15,10・4宣言を尊重するところから再び出発しなければならない。はやく南北間対話を復元しなければならない。現在のようにわが政府当局が悪いクセを直さなければならないという対決的姿勢で行くなら解決されそうにない。”

-去る2月8日にチョン代表が盧前大統領に非公開で会ったことがある。その対話内容は?

“多くの話を交わした。その中で、野党が数字は少ないけれど民心を得さえすれば、それでも道があるのではないかという話をしイ政府を批判した。野党に対する思考が討伐対象に対するかのようだと話した。権力は自ら節制するべきだが、現政権は節制を知らないと話し、監査委員らを変えようとして駄目だから一括辞表を集めて間引いているという問題を指摘した。”

対話の終わりには人間的苦悩も打ち明けた。自身の政治経歴を回想してみれば、これといって成し遂げたものもなく、世の中を変えたかと問われれば別に変えられたこともないようで、自分が望む政党一つすら作れなかったと・・・。権力を享受したかと言えばそうではなくて、夢をかなえたかと言えばそれもなくて、事実残していないと語った。

-チョン・ドンヨン議員の復党問題は?

“党の人材を投げ出すよりは集めるというのが原則だ。だが今はその議論をするタイミングでない。現在はMB謝罪も受け取らなければならず責任追及もして悪法とも戦わなければならない。”

パク・チャンシク選任記者,イ・ジョンエ記者cspcsp@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/359370.html 訳J.S