キム・ムソン セヌリ党代表「大統領とセヌリ党は一体」
イ・ワング セヌリ党院内代表「閣下に拍手」
セヌリ党指導部の先を争うような応援発言に笑い
セヌリ党指導部は7日、朴槿恵(パク・クネ)大統領との大統領府昼食会で“党と大統領府の一体”を強調し、“秘線”実力者の国政介入問題を突破し、公務員年金改編など国政課題の推進に力を集中しようと強調した。
キム・ムソン代表は挨拶で「大統領と我がセヌリ党は一体」とし「一緒に呼吸して、一緒に考え、どうすれば国民を幸せにできるかについて志を同じくしている」と話した。 キム代表は「今、マスコミの報道は朴槿恵政権に一大危機が到来したかのように報道しているが、このような機会を通じて誤りを是正し、誤って知らされた部分に対しては国民の皆様にきれいさっぱり誤解が解けるための良い契機になることを願う」と話した。
イ・ワング院内代表は三回も“閣下”という表現を使って朴大統領を応援した。 閣下という表現は、金泳三(キム・ヨンサム)政権を最後に大統領府から無くなっていた。 イ院内代表は挨拶で「大韓民国は本当に難しい国、苦労しながら率いている大統領閣下にもう一度拍手を送ろう」と全員の拍手を促した。イ院内代表は「今後も年金改革などすべき仕事は多いが、大統領閣下を中心にして我々が政権与党として責任意識を持って行うならば十分やり遂げられると考える」と話した。
最近の秘線実力者問題は意に介さず、この日の朴大統領の表情は明るかったと参席者らは伝えた。 朴大統領は「市中では、大統領府の実力者どうしが争っていると言っているが、ここ大統領府にいる本物の実力者は珍島(チンド)犬」と話すと、参席者たちから爆笑が起こったという。 朴大統領と同じテーブルに座ったソ・チョンウォン最高委員は朴大統領に向かって、「理髪店に行ったら、人々がとても心配していた」として「今日は大統領の表情が重いと思っていたが、とても明るく活気に満ちた姿を見せていただきありがたい」と話した。 ソ最高委員はまた「大統領が(2日に)「この世が終わる日が悩みが終わる日」と言う話を聞いて胸が熱くなった」とし、大統領府報告書公開波紋と関連して「文書流出に対する制度を強化しなければならない」と助言した。