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‘慰安婦アジア連帯会議’東京で開催さる...「日本政府に慰安婦問題早期解決 圧迫を」

登録:2014-06-01 20:05 修正:2019-02-09 16:02
日本軍慰安婦被害者キム・ボクトン(89)ハルモニ

キム・ボクトン ハルモニ(おばあさん)、安倍政権に向けて
「一日でも枕を高くして寝たい」

 「各国から来られた皆様と東京にいらっしゃる(日本)国民の皆様に心から感謝申し上げます。」去る31日午後2時、日本軍慰安婦被害者キム・ボクトン(89・写真)ハルモニが東京千代田区の在日本韓国YMCA地下講堂の壇上に上がるや、慰安婦問題解決のために活動してきた韓・中・日とインドネシア、オランダなど世界8か国の活動家が暖かい拍手を送った。 慰安婦問題解決のためにアジア人が連帯しなければならないという意を込めて1992年にソウルで発足した‘日本軍慰安婦問題アジア連帯会議’が12回目の行事を行った席であった。

 キム ハルモニは満14才で軍服工場に強制動員され、更に慰安所に送られて体験した苦痛を淡々と語った後、安倍晋三 日本総理に向かって「日本の謝罪を受けて、一日でも枕を高くして寝たい」として問題の解決を改めて促した。

 この日、大会開会辞を朗読した日本の慰安婦問題活動家 柴崎温子(はるこ)氏は「アジア各地で慰安婦被害者が相次いで亡くなっている状況で、日本政府にこの問題の早急な解決を圧迫しなければならない」として「日本が集団的自衛権行使など戦争の道を放棄し、慰安婦問題を解決して、世界平和に寄与できるように訴えるために今回の大会の日本開催を決めた」と明らかにした。

 日本側の基調演説者として演壇に立った在日朝鮮人慰安婦問題活動家 梁澄子(ヤン・チンジャ)氏は「日本政府は慰安婦動員過程の強制性を認めた93年の河野談話を発展させて、被害者本人が受け入れられる解決策を用意しなければならない」と指摘した。 彼女は続けて91年慰安婦被害者キム・ハクスン ハルモニの最初の被害証言が出てきた8月14日を国連の‘日本軍慰安婦記憶の日’に指定する運動をアジア全地域に拡張していこうと提案した。

 韓国代表としてはユン・ミヒャン挺身隊問題対策協議会常任代表が立ち、韓国の慰安婦運動がアジア諸国と共に連帯してきた24年の歴史を整理して説明した。 この日参加した活動家たちは日本政府の法的責任認定と賠償が慰安婦問題解決の原則という事実を改めて確認した。

 大会参加者らは2日午後には東京の衆議院会館前に集まり、河野談話に対する検証作業を進めている日本政府に向かって抗議集会を開く。 以後、河野談話を契機に新たに発掘された慰安婦関係資料529点(2500余ページ)を日本政府に提出する計画だ。

東京/文・写真キル・ユンヒョン特派員 charisma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/640120.html韓国語原文入力:2014/06/01 19:19
訳J.S(1233字)

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