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韓-米首脳‘慰安婦問題’微妙な温度差… 「日本は真正性ある実践を」-「過去より未来を見るべき」

登録:2014-04-26 00:37 修正:2014-09-05 14:30
[朴大統領-オバマ 首脳会談]

 韓・米首脳は25日の会談を終えた後に開いた共同記者会見で、慰安婦問題など日本の過去の侵略および略奪の歴史について微妙な温度差を見せた。 朴槿恵(パク・クネ)大統領は日本の誠意ある態度を要求し、バラク・オバマ アメリカ大統領は日本軍慰安婦問題を強力に非難しつつも未来のための韓-日協力に強調点を置く姿だった。

 朴大統領はこの日、韓国・日本が安保分野で協力の必要性があるが、歴史問題葛藤をどのように解決しなければならないと考えるかという質問を受けて、安倍晋三総理が去る3月ハーグでの韓-米-日首脳会談でした約束を紹介して日本を圧迫した。 安倍総理が日本の植民地支配を謝った村山談話や慰安婦動員の強制性を認めた河野談話を継承すると話したということだ。

 朴大統領は「慰安婦被害者問題については韓国・日本の外交部局長級で協議をすることにしたが、それについても何か実質的な代案を持って真正性ある努力をしていくならば、何らかの信頼の紐がまた接続できる」と強調した。

 朴大統領は特に、「私も韓-日間に安保協力や共助や努力、協力が重要だということを分かっているが、‘掌もぶつかってこそ音がする’という韓国のことわざ通り、一方だけではどうにもできない、そのような状況」として日本を一層強力に批判した。 (日本が)慰安婦問題解決に誠意ある措置を取ってこそ韓-日安保協力が進むことになるという話だ。

 オバマ大統領も慰安婦問題と関連して "汚らわしくおぞましい人権侵害" 等の用語を動員して韓国の立場に同調した。 しかし、オバマ大統領は続けて "日本と韓国国民の利害を考えれば、過去よりは未来を見なければならないと考える」と話した。 中国の浮上に対抗して、韓-米-日3国の安保協力を強調しているアメリカの立場がそのまま反映されたわけだ。

イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/634609.html 韓国語原文入力:2014/04/25 22:40
訳J.S(940字)

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