原文入力:2009-05-21午後09:28:04
“第5共和国による容共操作事件”
裁判所, 司法府の過誤 謝罪
ノ・ヒョンウン記者
5・18光州民主化運動直後の1981年、反国家団体構成などの疑惑で処罰を受けた ‘アラム会’ 事件は容共操作だったという裁判所の再審判決が下された。
ソウル高等法院刑事3部(裁判長イ・ソンホ)は21日チョン・ドゥファン軍事政権に批判的であったという理由で国家保安法違反罪(反国家団体構成など)等が適用され、最高懲役10年刑を宣告されたパク・ヘソン(54),ファンボ・ユンシク(60)氏と拷問後遺症で死亡したイ・ジェグォン氏など再審請求人5人全員に無罪と免訴を判決した。
裁判所は「当時事件捜査を受け持った大田警察署捜査官らは被害者らを強制連行した後、水拷問,集団殴打などの方法で自白を得た事実が認められる」として「アラム会事件は新軍部勢力が自分たちのぜい弱な権力基盤の安定を試みる目的で、教師,軍人,公務員,主婦など平凡な市民で作られた親睦契を反国家団体に仕立て上げた容共操作事件」と明らかにした。
裁判所はまた「裁判所は真実を語る少数の側に立って真実を明らかにし守らなければならないが、当時事件で国家機関によって行われた操作と虚偽に対するこれらの訴えを無視した」として「先輩裁判官の代わりに辛い歳月を体験した被告人と家族らに慰労の言葉を申し上げる」と謝罪の意向を明らかにした。
1983年裁判所で懲役1年6月~10年の刑を宣告されたパク氏などは1988年特別赦免された後、2007年 ‘真実・和解のための過去史整理委員会’ の決定により再審を請求した。‘アラム会’という名称はこの事件関連者であるキム・ナンス氏の息女アラムさんの百日祭りにこの集まりが作られたとし当時の検警察が付けたものだ。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S