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‘柳成企業 希望のバス’ 97台、高空籠城154日目 現場応援

登録:2014-03-16 21:35 修正:2014-03-16 23:02
全国35ヶ所から3500人余を乗せた希望のバス 柳成企業に
高さ22mの広告塔で高空籠城中のイ・ジョンフン支会長を激励
全国35ヶ所から希望のバス97台に分乗して忠北(チュンブク)沃川郡(オクチョングン)の京釜(キョンブ)高速道路出入り口付近の広告塔に駆せつけた労働者・市民など3500人余が15日午後、広告塔で154日目の高空籠城をしているイ・ジョンフン柳成企業永同支会長を激励している。

 忠北(チュンブク)沃川郡(オクチョングン)の京釜(キョンブ)高速道路沃川出入り口付近の広告塔で高空(22m)籠城をしている柳成企業労働組合員を励ます希望のバスが、15~16日の1泊2日日程で運行された。

 15日午前、ソウル、江原(カンウォン)三陟(サムチョク)、忠南(チュンナム)唐津(タンジン)、全南(チョンナム)宝城(ポソン)、慶北(キョンブク)浦項(ポハン)、慶南(キョンナム)密陽(ミリャン)など全国35ヶ所から労働者、農民、文化人・芸術家、学生、市民など3500人余を乗せた希望のバス97台は、154日にわたって高空籠城をしている全国金属労働組合柳成企業支部イ・ジョンフン(49)永同支会長を激励訪問した。 ペク・キワン統一問題研究所長、キム・ジョンフン全国教職員労組委員長、パク・ヒョンスク平等教育実現全国父母会代表、ペク・ドミョン民教協常任議長、クォン・ヨングク民主弁護士会労働委員長、ソン・ギョンドン詩人らが‘希望のバス車長’として参加した。

 柳成企業労組を支援する希望のバスを提案したペク・キワン統一問題研究所長は激励辞で 「粘り強く戦う柳成企業とイ・ジョンフン支会長に会いに来た。 我が国の労働者が希望だということを全世界に立証しよう」と拍手と呼号を誘導した。 高空に上がった夫を154日間待っているイ支会長の妻ハン・ヨンヒ氏は、希望のバス乗客に感謝と要請する話を同時にした。 ハン氏は「昨年10月13日の結婚記念日の日、高空広告塔に上がる時、夫は一ヶ月もかからないと言ったのに、すでに5ヶ月が過ぎた。 青春を全て捧げて働いて追い出された夫と柳成企業労組員に対して、大統領が乗り出して高賃金を受け取る労働者だと言い、闘争をやめろと言った時には、本当に血が逆立つ思いをした。 夫と労働者の希望を必ず守ってほしい」とお願いした。 妻ハン氏の文を高さ22mの高空広告塔の上で聞いていたイ支会長は時々涙を拭っていた。

 イ支会長も高空から感謝の言葉を伝えた。 イ支会長は「高空から希望のバスの乗客一人一人が見えるたびに感動したし涙が出た。 だが、柳成企業事件への特検導入、ユ・シヨン社長など不法強行経営陣の拘束などの目標が達成される時まで高空籠城を継続する」と明らかにした。

 参席者らは‘頑張れイ・ジョンフン、頑張れ民主労組’等のスローガンを叫び、午後1時から3時までデモを行った。 希望のバスの乗客たちは、全国から持ってきた石で高空籠城場の前に希望の石塔を作り、イ支会長を応援する文を入れた紫色の‘希望の布’を広告塔にかけもした。 警察は21個中隊1700人余りの警察力を京釜高速道路の路肩、国道沿いなどに配置したが摩擦は起きなかった。

 広告塔下でデモを終えた労働者と希望のバス乗客たちは午後5時頃、忠南(チュンナム)牙山(アサン)の柳成企業本社に移動した。 希望のバス参加者たちは本社内に入り、柳成企業労組員らと共に、使用側の労組弾圧を糾弾する決起大会を行おうとしたが進入を阻む警察と40分余り小競り合いを行った。 40余個中隊3千人余りの警察力は一部参加者に向けて催涙液を撃ちもした。

 労働者と希望のバス参加者たちは、夜中に希望のバスとともにする金属労働者決意の広場、公演などを添えた希望のバス連帯広場などを繰り広げ、16日午前には旗竿を柳成企業の塀に挿す行為劇を行った後に日程を終えた。

 希望のバス企画団は16日午前、行事の仕上げ記者会見を行い、柳成企業をはじめとする労組破壊事業場に対する特検実施、柳成企業使用側の誠実な労使交渉を要求した。 企画団は18日に柳成希望のバス全国車長団会議で具体的な闘争計画を議論する予定だ。 沃川・牙山/オ・ユンジュ、チョン・ジンシク記者 sting@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/628386.html 韓国語原文入力:2014/03/16 15:18
訳J.S(1894字)

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