本文に移動

「今度は譲歩を受ける番」 - 「市民の助けになるならば百回でも譲歩」

登録:2014-01-20 22:45 修正:2014-09-05 17:58
安哲秀(アン・チョルス)‘譲歩’発言に…パク・ウォンスン‘応戦譲歩’
左から安哲秀(アン・チョルス)安哲秀 新政治連合創党準備委中央運営委員長、パク・ウォンスン ソウル市長

新政推 "地方選挙で結縁の意志を示した
パク市長に譲歩を要求したわけではない"

パク市長はラジオ インタビューで
競争力のある候補への単一化を強調

 政界が6・4地方選挙の最大勝負所であるソウル市長野党圏候補単一化成功可否に神経を尖らせている中で、 "今度は譲歩を受ける番" という安哲秀(アン・チョルス)(写真左)無所属議員の<朝鮮日報>インタビュー発言が波紋を起こしている。

 安議員は20日、創党準備機構である新政治推進委(新政推)事務室で記者たちと会って「(地方選挙に候補を全て立てるという)決然たる意志を示したまで」と話した。 彼は「今は私一人ではないではないか。 私たちも志を同じくする多くの方々と共に仕事をしていて、私も構成員の一員なので一人で決定はできない」と強調した。 これと関連して安議員の側近は<ハンギョレ>との通話で「民主党と連帯もせずに独自勢力化するという場面なのに民主党所属のパク・ウォンスン市長に譲歩を要求できるか」として「私たちなりに候補を出して真剣勝負をするという意」と説明した。

 安議員のこのような態度に利害当事者たちは敏感に反応した。 パク・ウォンスン(写真右)市長は<文化放送>ラジオ インタビューで「市民の役に立つことならば、私が(安議員に)百回でも譲歩しなければならない」と話した。 キム・ファンシク前総理招聘を公式化し雪辱を期しているセヌリ党に対抗して勝利するには、絶対に競争力のある野党圏候補に単一化しなければならないという趣旨で安議員に対抗したわけだ。

 光州(クァンジュ)を訪問したキム・ハンギル民主党代表も記者たちに「私が譲歩することはないが、より良い候補を出して与党に勝たなければならないという意味ではないのか」と答えた。 パク・チウォン議員は「パク市長は民主党員なのに、党と党として話すべきで個人対個人で話せるか」として安議員の発言に対抗した。 彼は 「野党圏が分裂しては今後絶対に政権を持ってくることはできない」として「セヌリ党は63ビルディングを作っていて、民主党はその前で5階建てのテラスハウスを作って暮らしているのに、安議員が親盧が恐ろしいからと言って、その前に雑貨屋を構えているが、はやく入ってこなければならない」と安議員を圧迫した。

 セヌリ党は安議員とパク市長を同時にねらって猛攻を浴びせた。 ユン・サンヒョン セヌリ党院内首席副代表は、党最高委員会議で「譲歩ではなく徹底した計算であることを自ら認めた」としながら「これは露骨な選挙連帯意志表明で、票を一ケ所に集めようということが果たして新政治と言えるのか疑わしい」と批判した。

イ・スンジュン、キム・スホン記者 gamja@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/620653.html 韓国語原文入力:2014/01/20 22:00
訳J.S(1341字)

関連記事