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‘第1回リ・ヨンヒ賞’クォン・ウンヒ課長 「国家情報院大統領選挙介入事件は…」

登録:2013-12-04 20:52 修正:2014-09-05 19:51
クォン・ウンヒ捜査課長
第1回リ・ヨンヒ賞 受賞
第1回リ・ヨンヒ賞受賞者に選ばれたクォン・ウンヒ ソウル松坡(ソンパ)警察署捜査課長(右側)が3日夜、ソウル麻浦区(マポグ)孔徳洞(コンドクトン)のハンギョレ新聞社 青巌(チョンアム)ホールで開かれた授賞式で、パク・ウジョン リ・ヨンヒ財団理事長から賞牌を受け取っている。 リ・ヨンヒ財団は去る大統領選挙で発生した国家情報院職員コメント事件の真実を明らかにするためのクォン・ウンヒ捜査課長の努力が、リ・ヨンヒ精神に符合しているため受賞者として決めたと明らかにした。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

 "リ・ヨンヒ先生の本を見るとリ先生は、善良な人々が受ける苦痛と悲しみや痛みを一緒に感じられる人だということが分かった。 善良な人々を見ながら周囲の多くの方々が心を少しだけ開けば、私たち皆が一緒に出発でき共に感じることができる。 そのような精神で生きてゆきます。"

 リ・ヨンヒ財団の‘第1回リ・ヨンヒ賞’受賞者に選ばれたクォン・ウンヒ ソウル松坡(ソンパ)警察署捜査課長は3日午後7時、ハンギョレ新聞社3階の青巌(チョンアム)ホールで開かれた授賞式で、受賞の知らせを聞いてリ・ヨンヒ先生の<歴程>という本を今回初めて読んだとし、このように受賞の所感を明らかにした。

 コメディアン ノ・ジョンニョル氏との‘トーク コンサート’形式で開かれたこの日の授賞式で 「現職の捜査課長としてこの席に来られることは気が楽ではなかったのでは" として話し始めると 「ハンギョレ新聞社を探すのが大変でしたね。麻浦(マポ)警察署で捜査課長として勤めたにもかかわらず、訪ねてくるのは…」と笑いを誘った。 しかし、クォン課長は続けて「この事件(国家情報院大統領選挙介入事件)と関連して、頭で私の捜査課長としての専門的な知識、私が本を通じて習った歴史的間接経験、このような部分は理性的に判断して、最終的な正否は私の心で判断したので、心から私を称賛して、応援して、愛してくださるすべての方をありがたく受け入れたいと思ったので敬遠したいとかいうような感情はなかった」と堂々と話した。

 ノ・ジョンニョル氏が「公正でなければならない警察と検察が、一角ではこんな名前で呼ばれている。 犬察と。 一線警察公務員が感じる自己恥辱感のようなものを感じることがありますか」と若干、意地の悪い質問を投じると「賞を受けることになって、(リ・ヨンヒ先生の) <歴程>という本を推薦されたが、警察について色々な話をされた」として「歴程に出てくる内容だけ見れば、それほど警察と悪縁ではなかったようで…」として雰囲気を和らげた。 彼女は続けて「リ・ヨンヒ先生は警察に対して‘警察は国民の力を感じる組織だ’こう整理されていました」として「警察官として業務現場で感じたことと、リ先生の観点は一脈通じていると考えて、この一節が印象に残った」と明らかにした。 彼女は 「警察は大韓民国の平均であり、国民の力と世論、平均、常識、こう考えれば警察の難しい現実に会っても屈せずうまくやっていくことができる」と強調した。

 一方、クォン課長は受賞式に先立ち財団に送った受賞所感を通じて「リ・ヨンヒ賞受賞が、紆余曲折の桎梏の歴史から感じ悟って積み重ね、そして実践したリ・ヨンヒ教授の精神を継承する意味であると思いながらも、一方ではあまりに重く感じられるが、リ・ヨンヒ教授の精神が多くの人々の胸中に永く感動として受け継がれると信じます…第1回リ・ヨンヒ賞受賞がとてもうれしく光栄です」と明らかにした。 彼女は「本(歴程)のページをめくって、教授の青春時代をたどりながら、親友リ・タンオクの卒業送別辞に涙を流し、秋夕(チュソク)の月光の下で愛する末の息子を先に送る両親の悲しみに胸が張り裂けそうになり、884高地戦闘に臨んだ死を覚悟した100人の補充隊の後ろ姿に粛然として、サトウキビ農場に裸で売られてきて奴隷のように働きながら独立資金を貯めたが独立後に入国が許されず故国の土を踏めなかった老人たちを目の前に思い浮かべながら涙があふれました」と所感を伝えた。

キム・ミヒャン、パン・ジュノ記者 aroma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/613913.html 韓国語原文入力:2013/12/04 10:48
訳J.S(1909字)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=90PSp9mtFwM 動画 :

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