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[前例なき‘政党解散’請求] 朴大統領、ロンドンに着くや否や‘クリック’

登録:2013-11-06 16:17 修正:2013-11-07 00:27
進歩党解散請求案 即座に決裁

 西ヨーロッパを歴訪中の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、英国に到着するやいなや最初にした仕事は統合進歩党解散審判請求案の決裁だったとみられる。

 朴大統領がフランス訪問を終え、英国ロンドンに到着したのは現地時間で4日夜11時頃。ロンドンがソウルより9時間の時差がある点を考慮すれば、韓国時刻では5日午前8時頃だ。 この時間、政府ソウル庁舎でチョン・ホンウォン国務総理主宰で開いた閣僚会議は法務部が緊急上程した統合進歩党解散審判請求案を議決した。 言論は午前8時30分頃に速報でこの事実を知らせた。

 大統領歴訪に同行したイ・ジョンヒョン大統領府広報首席は「統合進歩党と関連した部分は朴大統領が報告を受け決裁した」と現地で明らかにした。 朴大統領の最終決裁を経た政党解散審判請求書は午前11時57分、憲法裁判所に提出された。 ロンドン現地時間で5日午前2時57分だった。 朴大統領がロンドンに到着し宿舎に移動した後、電子決裁をしたタイミングは現地時間で深夜12時前後であったものとみられる。

 この日国務会議を主宰したチョン総理は、国会予算決算特別委員会に出席して、「(政党解散審判請求案を閣僚会議で議決する前に)次官会議を経たか」というオ・ビョンユン統合進歩党院内代表の質問に「急なので通さなかった。次官会議を経るものが大部分だが、即席案件で処理する場合もたまにある」と答えた。 朴大統領がなぜこのように急いで決裁しようとしたのかは明らかにされなかった。

キム・ナムイル記者 namfic@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/610029.html 韓国語原文入力:2013/11/06 16:00
訳J.S(881字)

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[フォト] 断髪・断食闘争に突入したキム・ジェヨン統合進歩党議員

統合進歩党キム・ジェヨン議員が6日ソウル汝矣島(ヨイド)の国会本館前で政府の政党解散審判請求案提出に抗議して断髪している。 2013.11.6/ニュース1

統合進歩党が政府の政党解散審判請求を糾弾して、議員5人全員が断髪し無期限断食闘争に突入した。

 進歩党は6日午前11時20分、国会本館前で‘民主主義守護統合進歩党死守決意大会’を開き、キム・ミヒ、キム・ソンドン、キム・ジェヨン、オ・ビョンユン、イ・サンギュ議員の断髪式を行った。 この席でキム・ソンドン議員は「野党を弾圧し進歩政党を抹殺しようとする政治工作」とし、解散審判請求を強く批判した。 キム・ミヒ議員は「統合進歩党は北韓に追従したことも、北の命令で動いたこともない」として 「政府と国家情報院が虚偽と謀略で統合進歩党をなくさなければならない勢力に追い立てている」と話した。 議員5人はこの日の決意大会以後、国会本館前で無期限断食闘争を行うことにした。

チョン・ユギョン記者 edge@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/610060.html 韓国語原文入力:2013/11/06 15:27
訳J.S(574字)

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