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去る大統領選挙当時、国家機関などの選挙介入疑惑に対するパク・クネ大統領の決断を促す声明を出したムン・ジェイン民主党議員が先月23日午後、国会で開かれた企画財政委員会国政監査に向かう途中、記者たちの質問を受けている。 イ・ジョンウ先任期者 woo＠hani.co.kr

2007年南北首脳会談対話録の国家記録院への未移管問題などと関連して、ソウル中央地検公安2部(部長検事 キム・グァンス)が文在寅(ムン・ジェイン)議員に参考人資格で出頭を通知したことが4日明らかになった。

　検察は去る2日、文在寅議員側に出頭を通知し、5～6日頃に出頭を要求したと言う。 文議員側は召還に応じる立場を検察に通知し、検察と日程を調整中と伝えられた。

　これと関連してチョン・ビョンホン民主党院内代表は「文議員が既に出席すると公開的に自ら申し出ている状況で、国家情報院および大統領府国政監査、検察総長候補者人事聴聞会がある時期に、また朴槿恵(パク・クネ)大統領が国内にいない時期にぴったり合わせて呼んだこと自体が工作的」と主張した。

　チョン院内代表は「対話録が移管されていないことより、さらに重要な対話録不法流出および大統領選挙悪用に対する捜査は全く進展していない」として「(不法流出の)核心関係者であるセヌリ党キム・ムソン議員とクォン・ヨンセ駐中大使を調査するなり捜査する気配が全く見えない」と強調した。 彼はまた「この程度のことで野党大統領選候補を検察に召喚することは非常識と思うのが常識的な国民の判断」とし「文議員を支持した48%以上の国民を全て敵に回す憎悪の政治をするということなのか、尋ねざるをえない」と批判した。 彼は「民主党は不公正捜査、政治捜査だと主張せざるをえない」と付け加えた。

　これに先立って、検察は先月初めからチョ・ミョンギュ前大統領府安保政策秘書官を含む30人余りの参与政府人士を召還し調査を行っている。 これについて文議員は先月10日 「最近検察の対話録捜査は盧武鉉前大統領を死に追い込んだ政治検察の態様を繰り返している」とし「絞り込み合わせ捜査の脇役として罪のない実務者を召還し困らせるようなことをせずに私を召還せよ」という報道資料を出した経緯がある。

チョン・ユギョン記者 edge＠hani.co.kr