国家情報院の大統領選挙世論操作および政治介入事件に関して、セヌリ党が‘大統領選挙に従わないということか’とか‘影響が微小だ’と主張していることに対して、ネチズンたちの鋭い批判があふれている。
チョ・グク ソウル大法学大学院教授は25日、ユン・ソギョル前国家情報院特別捜査チーム長が業務から排除された事実などに対してツイッターを通じて「キム・ヒョンジョン ニュースショーではできない話。 この組織的不正行為をした受験生が強力な教育ママを動員して調査官に圧力をかけ、更には調査官を交替させたとしたら、どうすればいいでしょうか?」と書いた。
これに先立ってチョ教授は去る25日<CBS>ラジオ‘キム・ヒョンジョンのニュースショー’に出演して「このような行動(カンニング)を自分の試験結果に100問のうち1問だけしたのに、それがなぜ問題かと抗弁する格好だ。 本当にこれは話にならない。 実際に意図を持って実践した。 それ自体が重大な憲政紊乱国家犯罪だ」と話したことがある。 チェ・ギョンファン セヌリ党院内代表が「国家情報院大統領選挙介入という55000件余りのツィッター文は国内で4ヶ月間に生産されるツィッター文2億2800万ヶ中の0.02%に過ぎない。 微々たる数値で、組織的介入と言うことは針小棒大」と主張したことに対する反論だ。
チョ・キスク梨花(イファ)女子大教授も不正試験に例えた。 チョ教授は「カンニングした学生に罰を与える時は、事前に計画されたのか偶発的なのかを考慮するだけで、成績を上げるためにカンニングがどれくらい役に立ったかは考慮しない。 どのみち成績は0点であるから。 サイバー戦が組織的に繰り広げられたとすれば朴槿恵(パク・クネ)当選に影響を与えなくとも不正選挙だ」と指摘する文をツイッターに残した。
あるネチズン(ツイッターID@he***)は「コメントで当選したのではないという保障はあるのか? 国家情報院だけが動いたのか? 警察と軍まで皆が助けたではないか」と問い直したし、ツイッターID@cl***を使う別のネチズンは「大統領選挙地図が変わらない程度ならいくらでも選挙法に違反してもかまわないのか?」と指摘した。
チェ・ギョンファン院内代表が25日、国会で開かれた国政監査状況点検会議に参加して 「大統領選挙不服誘惑は悪魔が野党に差し出す手助けということを肝に銘じなければならない」とした発言に対しても批判が出てきた。 あるネチズン(ツイッターID@ph***)は「強盗しておいて強盗されたと言うなだって?」と批判した。 別のネチズン(ツイッターID@if****)は「それが不正選挙でないならば、次の選挙でも国家情報院とサイバー司令部を動員してずっとそうしてください」と皮肉った。
国家情報院と軍サイバー司令部、国家報勲処に続き、行政安全部(現 安全行政部)までが大統領選挙に介入したという疑惑が明るみに出ていることに対しても批判が続いた。 あるネチズン(ツイッターID ju*****)は「介入しなかったところを探す方が早そうだね」という才覚ある文を残した。 別のネチズン(ツイッターID go***)は「国家情報院に続き警察、報勲処、軍隊まで引っかかってとても驚かれたでしょう? 私ども国民も大いに驚いたそうです」とセヌリ党を風刺した。
キム・イルウ記者 cooly@hani.co.kr