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‘ロウソクのあかり 過剰鎮圧 ’抗議会見参席者も連行“

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/353213.html

原文入力:2009-05-04午後11:52:28
暴力鎮圧 反発世論防ごうと会見防いで” 反発
検察 “連行者200人余り全員起訴” 強硬対応

ソン・ギョンファ記者,キム・ナムイル記者

検察が最近開かれたメーデーと‘ロウソクのあかり1周年’集会で連行した221人に対して、原則的に全員立件・起訴するという強硬方針を4日明らかにした。警察はこの日、ろうそく集会 ‘過剰連行’ に抗議する市民団体会員たちまで強制連行した。

大検察庁公安部(部長 ノ・ファンギュン)はこの日「ロウソクのあかり1周年集会などで不法・暴力行為が発生したことにより現行犯で逮捕された221人に対して顕著に改悛の情を見せる場合を除いては原則的に全員立件する予定」と明らかにした。また検察は「立件された被疑者らは原則的に全員起訴する」として「事件発生日から遅くとも1,2ヶ月内に事件処理を終える予定」と付け加えた。

こういう方針により検察は去る2日ろうそく集会現場で捕まった112人中のウォン・某(36・会社員)氏など11人に対して ‘集会および示威に関する法律’ 違反などの疑惑で拘束令状を請求した。これらの内、7人は ‘ハイソウル フェスティバル’ 開幕行事で舞台を占拠した疑惑などを受けており、他の4人は警察に投石した疑惑だ。残り101人はこの日警察署から釈放されたが、相当数が不拘束立件されると発表された。これまで先月30日から三日間に開かれたメーデー・ろうそく集会で4人が拘束され、11人の拘束令状が請求された。

これと関連して、検察関係者は「厳格で強硬に対応するという基調が決まっている」と明らかにした。昨年5~6月に開かれたろうそく集会の場合、去る3月現在の拘束者44人を含め計1647人が処罰を受けたと分かった。

ソウル,西大門警察署はこの日、渼芹洞警察庁前で ‘メーデー・ロウソクのあかり1周年行事過剰鎮圧糾弾’ 記者会見を行った市民・社会団体会員20余人の内、人権団体連席会議のミョン・スク氏など6人を強制連行した。

警察はこれらが記者会見途中 ‘カン・ヒラク(警察)庁長は辞退しなさい’ ‘警察は暴力鎮圧を中断しなさい’ 等の政治的スローガンを叫んだ事実を挙げて不法集会を開いた疑惑を適用した。西大門署関係者は「警察の公務執行に対する抗議性集会であり、全体的な警察の法執行基調が ‘非寛容原則’ に変わったので、より原則的に対応したもの」と話した。

これに対して人権団体連席会議活動家ラン・ヒ氏は「いつでも行ってきた記者会見で警察に連行されたことは今回がおそらく初めて」として「世論拡散を防ぐために記者会見まで防いだようだ」と話した。人権団体連席会議と韓国進歩連帯,民主労総などは共同声明を出し「警察が過剰鎮圧を通じて集会・デモの自由を弾圧している」と主張した。

一方、民主社会のための弁護士会(民主弁護士会)は去る3日、今回のロウソクのあかり関連集会で逮捕されソウル市内11ヶ警察署で調査を受けているデモ参加者などに面会した。民主弁護士会所属ソル・チャンイル弁護士は「高校生はもちろんデモを見物していた市民たちも多数逮捕されたと見られる」として「逮捕過程で激しい暴行にあい病院治療が必要な人もいる」と明らかにした。

ソン・ギョンファ,キム・ナムイル記者freehwa@hani.co.kr

原文: 訳J.S