本文に移動

[単独]‘婚外関係’報道された女性 「チェ・ドンウク総長と何の関係もない子供だ」

登録:2013-09-10 21:27 修正:2014-09-05 21:26
ハンギョレに手紙を送ってきて…朝鮮日報‘婚外子報道’否認
"明らかにできない個人的な事情である人の子供を産み…
子供が無視されないよう子供の学籍簿に‘チェ・ドンウク’の名前を勝手に書いた"
チェ・ドンウク検察総長の‘婚外子疑惑’と関連して、その子供の母親であることを自ら明らかにした女性が10日‘私の子供はチェ・ドンウク検察総長と何の関係もない’という内容の手紙を<ハンギョレ>に送ってきた。 この手紙でイム・某氏は、自身の実名を明らかにし、手紙の末尾に自身の住民登録番号を書き拇印を捺した。

 一部言論が提起しているチェ・ドンウク(54)検察総長の‘婚外子疑惑’と関連して、子供の母親であることを自ら明らかにした女性が10日<ハンギョレ>に手紙を送り‘私の子供はチェ・ドンウク検察総長と何の関係もない’と明らかにした。 イム・某(54)氏はこの手紙で自身の実名を明らかにし、チェ総長を自身が営む店のお客さんから知ることになった経緯と子供の小学校学籍簿に子供の父親の名前がなぜ‘チェ・ドンウク’となっているのかを説明した。 手紙の末尾には自身の住民登録番号を書いて拇印を捺した。

 イム氏は書留で送った手紙で 「私は2013/9/6(木)付けの朝鮮日報でチェ・ドンウク検察総長と10余年間婚外関係を維持しながら11才になった息子を隠してきた当事者として名指しされたY氏、あるいはイム○○(実名を明らかにして)といいます」と自身を紹介した後 「私の子供は現在検察総長であるチェ・ドンウク氏とは何の関係もない子供」と話した。

 イム氏は<朝鮮日報>報道の後、ソウルのK小学校に通うチェ・某君の母親として報道された女姓と名前が同じだ。 イム氏が手紙に書いた住所地もチェ君の母親が暮らしていると報道された住所地と同じだった。

 イム氏は「今でも明らかにできない個人的な事情である人の子供を産むことになり、父親なしで私だけの子供として出生申告をしました。 ところが子供が大きくなり小学校に通うことになった時(名前を盗用して)父親をチェ・ドンウク氏にしたのです」と話した。 彼は 「韓国で未婚の母が子供を育てることは本当に困難です。 子供がチェ・ドンウク氏のような人になったら良いという思い、店を営みながら周辺からの保護、店の周辺にいる人々に無視されまいという気持ちで名前を勝手に借りて使いました。 学籍簿に記載がそうなっているからと噂が広がって、チェ・ドンウク検事が父親ではないかと何度も冷やかされたと言います。 私の過ちですが、後から元に戻せないことになってしまったのです」と話した。 イム氏は「子供の父親は姓はチェ氏ですが、父親が誰なのかは口外したことがなく、今後もそうするつもりはなく、私一人で育てようと考えます。 万一、子供の父親がその方(チェ総長)ならば、堂々と養育費や経済的な支援を乞うたでしょう」と付け加えた。

チェ・ドンウク検察総長の婚外子を産んだという疑惑が提起されたイム・某氏が暮らすソウル江南区(カンナムグ)のあるアパート。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

 イム氏はチェ総長を知ることになった経緯も説明した。 彼女は「チェ・ドンウク氏を釜山(プサン)で商売をしている時にお客さんとして知ることになった後、ソウルで事業をしている時にも私が求めて何度もお目にかかったことは事実です。 しかし、店にちょっと立ち寄るお客さんであるだけで、他のいかなる関係もありません」と話した。 イム氏は「その方は気品があり礼儀正しい方であり、部下たちに慕われ、豪放で尊敬できる方です。 酒を売る店でよくあるような無理な要求をすることも一度もない方でした。 いつも後輩の検事たちと一緒に来ていましたが、私の子供の父親がその方ならば人の目や噂を避けるためにもそのような席を私が仕事をする店では決してしなかったでしょう」と話した。

 <ハンギョレ>の取材の結果、チェ総長は後輩検事と捜査官、記者たちと共に釜山(プサン)から上京してきた女性が営むソウルのKカフェを時々訪れていた事実が確認された。

 イム氏は手紙を送った理由について「私の私生活に関連したことですが、波紋が手の付けようもなく大きくなって、これによって他の人に回復不能な被害を与える事態にまで広がることになり、やむをえずこのことを事実と共にお話せざるをえなくなりました」と明らかにした。 イム氏はまた「先週の水曜日、突然朝鮮日報記者の方が検察総長さんのことで訪ねてきたと聞きましたが、恐ろしくて慌ててしまって潜伏しましたが、これらすべてのことは私の手落ちから起きたということを、この通り明確に明らかにします」と話した。

 <ハンギョレ>はこの間の取材内容などを基に手紙内容の真実性に対して多角的に検討した結果、報道価値があると判断した。

 一方、チェ・ドンウク検察総長はこの日、週例幹部会議で「自分と関連した最近の朝鮮日報の報道は全く事実無根であり、私は公職者として、一人の家長として一点の恥じるところもない」と話した。

キム・ウォンチョル記者 wonchul@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/602855.html 韓国語原文入力:2013/09/10 20:45
訳J.S(2266字)

関連記事