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朴槿恵(パク・クネ)政府スタート以後 初の放水銃 国家情報院糾弾デモ‘強硬鎮圧’

登録:2013-08-15 21:58 修正:2013-08-15 23:31
街頭行進中に衝突…300人余り連行

 光復節である15日昼にも国家情報院の大統領選挙介入を糾弾するデモがソウル都心で相次いで行なわれた。 警察は集会参加者の内、300人余りを連行しデモ隊に放水銃を撃つなど強硬鎮圧で対抗した。

 ‘6・15共同宣言実践南側委員会’所属 5000人余り(主催側推算、警察推算 3500人余り)はこの日午前11時からソウル駅広場で‘光復(解放)68周年記念8・15平和統一大会’を開いた。 彼らは午後1時頃 「国家情報院糾弾」等のスローガンを叫びながらソウル市庁前ソウル広場まで街頭行進を行った。

 この過程で街頭行進を阻む警察とあちこちで衝突が起き、参加者175人が連行され、ソウル中区(チュング)乙支路(ウルチロ)1街周辺道路の交通が一時麻痺した。 ソウル広場側に行進した参加者1500人余りが鍾路(チョンノ)1街に集まり道路を占拠するや警察は放水銃を撃ち鎮圧に出た。 ソウル市内で警察が放水銃を撃って集会を鎮圧したのは、朴槿恵政府スタート以後はこれが初めてだ。

 これに先立って、この日朝8時30分頃ソウル鍾路区(チョンノグ)の世宗(セジョン)文化会館前の道路で国家情報院を糾弾する奇襲デモを行った韓国大学生連合(韓大連)所属の大学生126人も警察に連行された。

 ソウル警察庁は「この日連行された301人はもちろん、主催者とそれ以外の不法行為加担者を罪証資料等を通して探し出し刑事処罰する計画」と明らかにした。

 この日の警察の強硬鎮圧は朴槿恵政府の‘法秩序確立’原則を警察首脳部がデモ対処方針に反映して起きたものと見られる。 イ・ソンハン警察庁長官は去る12日、全国警察指揮官会議で「集団不法暴力で利益を貫徹しようとする風潮に積極的に対応し、法秩序を確立する」と話した。 警察関係者は「この日の放水銃発射も‘不法に厳正対応せよ’という警察庁長官の指示によりなされた」と説明した。 この日午後、最高検察庁公安部も報道資料を通じて「不法暴力デモに対して現場不法行為者だけでなく背後勢力まで徹底的に明らかにし責任を問う」と強調した。

パク・ヒョンチョル、チェ・ユビン、キム・ジョンピル記者 fkcool@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/599769.html 韓国語原文入力:2013/08/15 21:15
訳J.S(1213字)

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